不登校を助けたいブログ

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不登校の原因(オーバートレーニング症候群)について

今回は不登校の原因で、オーバートレーニング症候群について書いていきます。

オーバートレーニング症候群とは、スポーツ活動などによって生じた生理的な疲労、精神的な疲労が十分に回復しないまま積み重なり、常に疲労を感じる慢性疲労状態となることです。また、スポーツでは日常生活で行う活動よりも負荷の大きい運動を行い、トレーニングの効果をあげていますが、トレーニング後の疲労の回復が不十分であったり、十分な栄養と休養を得ていなかった場合は、競技成績の低下やトレーニング効果が低下ことが見られます。

 

原因として、肉体的・精神的ストレスにより、視床下部や脳下垂体から分泌されるホルモンのバランスが崩れるためと考えられ、重症になるほどトレーニングの減量や中止期間が延び、競技復帰が不可能になることもあります。

 

症状として、初期は日常生活上での問題はなく、競技での成績低下がみられるようになります。トレーニングの負荷が大きくなると、身体が思うように動かず疲労を感じるようになり、だんだんと軽い負荷のトレーニングでも身体が動かなくなってきて辛い感じ、疲れやすくなります。さらに悪化すると日常生活においても疲労性、全身倦怠感、睡眠障害、食欲低下、体重減少、集中力の低下、安静時心拍数の増加、血圧の上昇、運動後の血圧が回復する時間の遅延などが出ます。他に気持ちの落ち込みや活気がなくなるなど、精神的な症状まで出ることもあります。

 

この症状は大学生や社会人のアスリートが多く進路のためや収入を得るために疲れているけど休めないことが多いです。ただ、中学生と高校生は部活で大会に勝つために疲労があっても練習をやりすぎて学校にも行かなくなることもありそうです。次回は具体例について書いていきます。

不登校 #オーバートレーニング症候群