不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

不登校でも卒業式は出るべきなのか...

小学6年生、中学3年生だと卒業式に出席させるか欠席させるか悩む人もいます。不登校になった子どもにとって、学校はできるだけ行きたくない場所で、特に思い出がないのに卒業式だけ出ることは考えないでしょう。小中学は1日も通学しなかったとしても卒業することはできます。不登校の子は、卒業式を欠席している割合が多いそうです。学校側は、卒業式への出席を勧めてくると思いますが、子どもは学校に登校することが苦痛でしかないのです。親としては、子どもの晴れ舞台を見たいと思うのは当たり前ですが、無理に出席させようとしてしまうと、引きこもりになる可能性もあります。 


不登校の子が卒業に参加することで、今までの区切りがつく、苦しい時間を終えられたことを実感することができます。ただ、出席することで辛いなる、自分を否定する気持ちになるなどで欠席を選択する子もいます。親としては卒業証書ぐらい受け取ってほしいと思っていますが、受け取る方法はいくつかあるため紹介します。別室で卒業式をすることで、卒業式当日や後日に、保健室や校長室で証書を受け取ります。ただ、インフルエンザや体調不良で欠席した子どもと一緒の場合もあったり、数名の教師の前で証書を受け取る学校もあります。また、先生に家まで卒業証書を届けてもらうことで、学校に行かなくてもいいため子どもは安心できます。卒業式も先生とも対面が難しい場合は、保護者のみで学校に行き受け取ることが可能です。子どもも保護者も直接受け取れない場合は、郵送で届けてもらうことで負担が減ります。 
 
不登校だけど卒業式に参加したい場合は、歌の練習をする必要があると思います。自分だけ歌えないと居づらくなるので、事前に学校から歌の楽譜や音源を借り、練習することができます。自宅で練習しても分からないことが出てきたり、個別だったら練習できそうだと感じた子は、学校で個別に指導を受けることも考えてほしいです。また、卒業式では起立や着席のタイミングを合わせるために1週間前から練習しますが、不登校の子は学校に行ってないため練習に参加できません。その時は、他の子どもたちと同じ動きをしなくていいのか、座ったままでいいのか、立つのが遅れてもいいのかなど、当日不安なまま式に出席することがないように、担任に相談することです。不登校でも卒業式に出席した方がいいと思いますが、無理に登校されたりすると悪化するため親、学校が子どもと話し合うことが重要です。次回は頭が悪いことが原因で不登校になる子どもの特徴について紹介します。