ひとり親家庭の子はクラスメイトや学年で複数人いて、私も高校時代に母子家庭の生徒は遠征費や部活の費用が免除されていました。母子世帯は123.2万世帯、父子家庭が8.8世帯のため約6.6倍となっておりますが、ひとり親世帯になった理由が離婚によるものが大半を占めていることです。なぜ母子世帯の方が多いかは、親権を持つどちらが持つという問題について、母親が持つことが多いからです。子どもの子育てをしなければいけないので、お金と時間が問題になってきます。年間収入は、母子家庭が約240万、父子家庭が約420万円のため、母子家庭の方は1ヶ月あたり20万以下の生活になります。光熱費、家賃、食費、生活必需品などを購入すると、お金を残すのが難しく、足りなくなる可能性もあります。正社員が よりパート、アルバイトに就く母親が多いため、収入が安定しないこともあります。
収入が安定しない、多くの収入を得ることができないひとり親世帯にとって、子育てについて問題を抱えていることです。必要な経費を使ってしまい、食費が削られることになり、栄養を得られなく、健やかに成長することもできません。就労時間によっては子ども1人にしなければいけないので、コミュニケーションが取れないことにより、ストレスを溜めていくことになります。それが、子どもの問題行動、不登校にもつながります。いじめ、非行、暴力などを起こして、不登校になったり現在も継続中の割合もふたり親世帯と比べて多いようです。
幼いころから多くの教育を受けることで、学歴や能力に差は出ますが、それは家庭教師や塾だけでなく、スポーツに関する習い事にも同様のことが言えます。収入がある家庭は、必要な教育を複数に渡って課すことができ、中高に上がった時に高い能力を備えている可能性が高いです。しかし、ひとり親家庭は収入面に難があり、塾や習い事を通わせることができないため、必要としている学力と能力を身に付けさせてあげることができないことです。ひとり親家庭だと経済的に苦しく、子育てをする暇もない可能性があるので、学校や周囲の人が支援することが重要だと思います。進学を諦めることがないように、金銭面の支援、教育費などを安くするなど子どもだけでなく、親の負担を軽減することも大切だと思います。ひとり親家庭の割合は増加してきており、今は大丈夫でも急に亡くなるや離婚することもあるので注意してほしいです。次回は離婚が子どもに与える影響とは?ストレスを和らげるために親ができることについて紹介します。