子どもが不登校になったときに対応してくれるのって父親よりも母親の方が多いと思われます。父親は「子どものことは母親に任せてる」と考えています。子どもが学校に行かなくなったら「学校に行かないと社会で通用しない」と言って現在の心配をするのではなく大人になった時の心配をしていることです。ただ、ひとり親家庭の場合は父親と母親どちらかしかいないため父親が対応してくれることもあります。日本は他国と比べて育児は母親がやるのが当たり前と思っており、父親が子どもと関わる時間が少ないのも原因として考えられそうです。
親の中は子供が不登校になった時に早く学校に復帰できるように学校側と話し合いの場を設ける人がいます。確かに授業についていけなくなる、友達との関係が不安、テストの点数が下がって進学に影響が出ると思い早めに復帰してほしい気持ちは理解できます。子どもが学校に行かなくなった原因も分からないのに復帰させようとしたら家族との関係も悪くなり引きこもりにつながることもあります。子どもを優先するために親は自分の考えは隅に置いといて、子どもの考えを尊重してあげることが重要です。父親は子どもと関わる時間が母親よりは少ないため自分の考えを伝えたい気持ちがありそうですが、不登校になった原因や今後どうしていきたいかを聞いてあげることをしてほしいです。別室登校、午前か午後登校、転校する、フリースクールに通う、通信制や定時制の高校に通うなどの対応があります。不登校になった原因はそれぞれのため子どもと話し合うことが大切になります。
学校に行かないから将来が不安と決めつけるのは良くないです。偏差値が高い高校と大学を卒業しても有名な企業に入社できるかは本人次第ですし学校を中退してもお金を稼ぐこともできるため学校が全てではないことを理解してほしいです。ようやく日本も育児のために父親は子どもが1歳になるまで休める、保育所に入所できない場合は半年間延長できて育児休業給付金や社会保険料の免除は適用されます。父親は毎日子どもと話すを徹底していれば母親ばかりに負担がかかるわけではなく何か異変を感じたら気づけるためコミニケーションを取る家庭が増加していくことを願っています。