不登校を助けたいブログ

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不登校の原因(過敏性腸症候群)について

今回は不登校の原因で、過敏性腸症候群について書いていきます。

過敏性腸症候群とは、精神的なストレスや自律神経バランスの乱れなどによって腸のはたらきに異常が生じ、便秘や下痢など排便の異常を引き起こす病気のことです。また、腹痛やお腹の張りなどを伴うことも多く、トイレから離れられず日常生活に支障をきたすことも少なくないようです。

原因は明確に解明されていませんが、腸のはたらきは脳からつながる神経と密接に関わっていて、脳腸相関といわれています。これが異常を起こすことが過敏性腸症候群の発症になると関わっている可能性があるそうです。他に感染症腸炎を起こした後に発症しやすく、炎症によって腸の粘膜が弱くなり、腸内細菌に変化が生じることで異常が出ることもあります。

症状は、3つのタイプに分かれて、下痢型はストレスや緊張などわずかなきっかけによってお腹の痛みと激しい便意とともに下痢を生じるのが特徴です。特に通勤などトレイに行けない時に発症することです。便秘型は便秘に伴ってお腹の張りの症状が起き、混合型は便秘と下痢が交互に繰り返されることです。

 

子どもの場合は、朝のトレイの時間が長い、頻繁に腹痛を訴えるなど、排便に関連した不具合が2ヶ月続くと注意が必要です。家族が心配して声をかけて、登校したくないための仮病でないと叱ったりすると不登校のきっかけになってしまうこともあります。また、試験中にトイレに行きたくなることで、集中できなく退室してしまいテストの点数が悪くなることもあります。次回は具体例について書いていきます。

#不登校 #過敏性腸症候群