不登校になった子どもは夏休み、冬休み、春休みになっても普段から学校に行っていないため生活のリズムが変わることがないかもしれません。ただ、年末年始だけは家族も休みなこともあり家の手伝いをさせられる、神社と親戚の家に挨拶に行くことに不登校になっている子どもの中には嫌だと思う可能性もあります。理由としては、親戚の人から「どこの高校に行く予定なのか?」「勉強の方は大丈夫そうなのか?」などど聞かれるのが辛いからです。また、親戚の中に同じ年齢の子どもがいると「○○君は○○高校に合格した」と言われると、自分が情けなくなりその場所に居たくない気持ちになります。
神社に行くと学校の先生や同じクラスメイトの子どもに遭遇することもあって何を言われるか分からないので行かないことを選択する不登校になっている子どももいると思います。年末年始は基本的に親は仕事が休みのため「新しい年になるから家の手伝いぐらいはしなさい」と言って家の手伝いをさせてくることもあります。親としては、新しい年になれば新たな目標を立ててそれを達成するために頑張ってくれる、4月からは新学期になってクラスメイトのメンバーになって学校に行く気持ちになってくれたらと考えて、まずは家の手伝いからさせようと思っていることです。子どもは新年になったから「このまま不登校が続いてしまうと将来仕事もできるか分からないから頑張ろう」と思えらたらいいですが、「何で家の手伝いをする必要があるのか?新しい年になっても学校に行く気持ちにならない」と思っていたら不登校から復帰することは難しいかもしれません。
不登校の子どもは1年の振り返りをしても特に何もしていない、新年になっても何かがしたいということもないので希望を持つことが難しいと思います。子どもは学校に行けていないことに不安を感じているので親戚の集まりと神社に無理に連れて行かないことが大切です。年末年始は1年の終わりと1年の始まりで色々と大変な時期になりますが、不登校になっている子どもに対しては学校に関することを話さない、無理に家の手伝いをさせないことで負担が減り学校に復帰する可能性が高くなりそうです。