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「肥満傾向」の子供の割合、高止まり…視力1・0未満の中学生は初の6割超に : 読売新聞
この記事を読むと肥満傾向にある子どもは2021年度は2020年度よりは減少しました。肥満の割合は小学生で5〜10%、中学生で9〜10%、高校生で8〜9%とそこまで差はありませんが男子の方が肥満になる割合が高いようです。20年度は「生活リズムが崩れ、運動不足となった20年度と比べ、通常の生活に戻りつつある」と書いてあります。普段の部活動の練習は時間制限があり大会も縮小して開催するか中止、子どもが通っているクラブやジムでも人数制限があり運動不足になってしまうことは仕方なかったと思われます。
子どもが肥満になる原因は、高カロリー、高脂肪の食事が多い、食べ物を簡単に入手できる、夜食や間食が多い、家族に肥満の人がいる、スマホやゲームに没頭するあまり、運動不足になっていることです。カロリーを摂りすぎると、消費しきれなかったエネルギーが脂肪となって蓄積してしまいます。また、体が重くなってしまうことで運動することが面倒になり、運動不足になってしまうことも肥満になる要因と考えられています。子どもによって違いはありますがお菓子を食べながらスマホやゲームに没頭してしまう子が増えてきていることが考えられそうです。小学生でもスマホを持っている時代になっており運動する時間が少なくなり家の中でゲームをする時間が多くなり肥満になってしまっていると考えます。肥満になることで他の子どもから「お前太っているから体育の授業は邪魔になるだけだからでなくていい」「給食の残りはあのデブが食べるから大丈夫」と悪口を言われて学校に行けなくなることもありそうです。
子どもが肥満になったら食生活の改善をすることが必要になります。肥満になる前に「前よりも早食いになった」「野菜を食べないで肉ばかり食べる」「お菓子など間食が増えた」と変化があったら親は食生活を見直してください。肥満を防ぐためには、1日3食のペースを守る、テレビやスマホを見ながら食べることをしない、ゆっくりとよく噛むことを意識することです。また、肉類や揚げ物は控えて、野菜、果物、豆類などの食物繊維が豊富な食べ物を摂るようにしてください。運動不足になっているのなら散歩やウォーキング、家事を手伝うだけでも肥満になる可能性を低くできると思います。肥満になってしまったら体を動かすのも嫌になるので「休日は20分歩こう」と目標を決めて達成したら欲しいものを買ってあげることをしていけば運動することにつながりそうです。子どもの頃に肥満になってしまうと大人になってから生活習慣病を引き起こすリスクが高まってしまうので食生活を意識すること、運動することを意識してほしいと思います。