今回も不登校にならないような熱中症の対策について書いていきます。
4つ目の対策として、周りの大人が気にかけることや通学・下校時も油断しないことです。授業や部活などは先生や先輩などがいるため異変が起きたら対処できる確率が大会と思います。しかし、小学校低学年までは、暑さや体の不調を、自分の言葉で十分に訴えることができないため、服装や摂取するものによる暑さ調節がうまくできません。汗や体温、顔色などを親と担任以外に地域の人も登下校時などに気にかけることをしてほしいです。電車やバスを待っている時間や徒歩で移動している時は大丈夫と思わずに水分補給や日傘を持参することで、熱中症になりにくくなりそうです。
5つ目の対策として、前回の記事で紹介した食事について書きましたが、具体的に役に立つ栄養素と食べ物は何かです。汗で失われる成分は塩分、カリウム、マグネシウム、亜鉛、鉄などがあり食べ物から補給する必要があります。カリウムはトマトやほうれん草、イモ類、海藻類、大豆製品、果物に含まれています。普段の生活では不足することはありませんが、大量に汗をかいたり、食事をとれなかったりすることで不足します。また、ビタミンB1は糖質の代謝に必要な栄養素で、不足すると疲れやすくだるくなったりするなどの症状を起こす要因になります。ビタミンB1補給には豚肉、ウナギ、ごまなどでそれを中心にメニューを作ってほしいです。他にもビタミンCが不足すると体のだるさを感じたり、食欲低下の原因になるためレモン、オレンジ、ピーマンなどを補給することです。コンビニやスーパーで売っている塩分タブレットは持ち歩きができます。
熱中症にならないように屋内でも注意が必要で、高齢者がいる家庭ではエアコンや扇風機などを上手に活用してほしいと思われます。