不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

高校で不登校になったら退学するのではなく休学する制度もあるのを知ってほしい!

休学という制度はありますが大学生以外では利用している人は少ないと思われます。高校で勉強についていけない、人間関係でトラブルがあったなどで不登校になった場合は、先生や親との相談して別室で授業を受ける、退学して通信制に転校する、出席日数が足りないから留年するの中から選ぶと思われます。不登校になった理由にもよりますがこの中では退学して通信制高校に転校する生徒が多いと思います。高校を退学しても通信制高校を卒業できれば高卒の扱いとなるので親としても「最低でも高校を卒業すればいい」と考えていそうです。

 

高校で休学は一般的ではないですがほとんどの学校では認められているそうです。休学届を校長に提出して認められれば休学できますが、理由に条件がある、期間や時期が決まっている可能性もあるので自分の通う学校の校則を確認しておくことです。休学をするメリットは勉強や学校以外のこと以外に時間を取れるようになることです。休学すると時間ができてボランティア活動、アルバイトをする、資格を取得するために勉強するなど学校に行っていた時間に自分がしたかったことができるようになることです。また、将来のことをゆっくり考えられて、自分は何を学びたいのか、どんな経験していきたいのかなど今すぐにやりたいことがなくても将来を考えるだけでも価値があるからです。ただ、デメリットもあり留年する確率が高く中学までは出席日数や成績は関係なく卒業できるものの高校は単位を取得できないといけないので休学したら出席日数が足りなくなり留年してしまいます。

 

高校で不登校になったら退学して別の高校に転校する生徒が多いですが休学を選択することをしてもいいと思います。休学したら留年することになるかもしれませんがその間に別のことに取り組んでから高校を卒業するために勉強することもできます。不登校になった生徒は学校や将来のことよりも今は心身ともに疲労があるのでゆっくりしたいと思っているでしょう。「休学を選択してもその期間で学校に復帰できるわけではないしそんな時間があるならさっさと退学して別の高校や働いた方がいい」と考える人や親がいます。早めに決断することも必要ですが本人が努力して高校に合格したわけですしせっかく不登校になるまでは頑張っていたと思って休学の制度があることを知ってほしいと思いました