学校に行かないないことで、友達ができない、子どもの時にしか経験できない行事で思い出を作れない、授業を受けられず勉強してないことが将来に影響があると考えてしまいます。不登校になったからデメリットしかないと思っている子もいますが、自由に時間を使えたり、人間関係のトラブルがなくストレスなく生活できるなどメリットもあります。一見良くないことでも、見方を変えればプラスになることもあるので、不登校になったことで何もできない人間や生きている意味があるのだろうかと思わなくても大丈夫です。
メリットとしては、時間を有効活用できることで、学年によって違いはありますが普通の子は午前8時~午後4時までは学校があり、部活があると7時、アルバイトや塾などの習い事をしている場合、午後9時になることもあります。家に帰ってからも食事やお風呂、次の日の準備などを考えると、自由時間は1~2時間になりますが、不登校になったら学校に行く時間がないため、ゲームをしたり遠出することが可能です。また、人間関係のストレスがなくなり、いじめや悪口を言ってきた子、怖い担任とも顔を合わせる必要がなくなるためだからです。しかし、家族が問題の子に関してはストレスがなくなるどころか増してしまうこともあるので、注意してください。
デメリットは、進学や就職に悪影響を及ぼしてしまうことになり、出席日数が足りずに高校に進学できる学校と就職できる場所も限らることです。コミュニケーション能力の低下もあり、不登校になった子は基本的に毎日家で過ごすことになり、家族以外と話さなくなることです。コミュニケーション能力は、社会に出てから必要で、上司や同僚などと、会話をする機会があります。そんな時に意思表示ができないと、損をしてしまう可能性があり、1人で悩みを抱え込んでしまい仕事を辞めてしまうことになります。不登校を良く思っていない人は多く、「あの子はサボっている」と考える、近所で嫌な噂を流されることもあると思います。噂が広まってしまうことで、家族にも迷惑がかかりその場所に居られなくなるかもしれません。不登校になることを悪いと思って我慢して学校に登校しても、状況は変わることは少ないため、学校に行かないという選択肢があると伝えてあげてください。子どもの時に貴重な時間を自分の好きなことに費やせば、大きな財産になります。不登校を負い目に感じるのではなく、自分の個性として受け入れることが大切だと思います。不登校になるメリットとデメリットがあることは理解してもらえたと思うので、学校に行けなくても自由な時間に色々挑戦することが大切だと思います!次回は学校が遠いから休む?通学時間を楽しむ方法について紹介します。