不登校になってから毎日連絡してくる、様子を見たいからと家庭訪問をする先生はいます。先生は、「これからどうするのか、休むのか、登校するのか」のやりとりが出てきまています。不登校になった子どもの親は、心配する気持ちは嬉しいもののこのやりとりが嫌なこともあります。先生がしつこい理由は、専門知識がなく、熱心なことで、経験が浅い、子ども想い、とりあえず学校に来れば大丈夫の発言をすることです。大学を卒業したばかりの先生は、不登校になった子がいたらとにかく学校に登校させないといけないと考えて、電話をすることがあります。不登校は甘えだと考えている先生もいて、親の育て方が悪いと発言することもあります。
学校の評価を気にしていることも原因で、不登校の数が多いと、学校の信用に関わってきます。これを気にしているのは、校長や教頭になりますが、これを担任の先生が評判を守るために、登校するように電話してくることになります。登校することが、不登校解決と思っている先生は、悪気なく子どもを登校させようとすることもあります。例は、「学校に登校した方が楽な気持ちになるから明日から来てほしい」と言ってきますが、子どもの親は「無理に登校させると今よりも状況が悪化してしまいます」と言うことです。それからは先生から電話がくることはなくなり、親はほっとすることです。
先生がしつこい時の対策は、登校は子どもと家族で決めることです。先生がしつこいからと学校に行っても、辛い思いをして逆効果になると思うので、子どもの意思を尊重することです。先生には、「子どもと家族で相談して、登校するかどうか決めさせていただきます」と伝えることです。また、先生との連絡をするタイミングを決めておき、不登校の子のは登校する時だけ、不登校傾向になる時は、週に2回朝に連絡することです。このように決めておくと、ストレスが減らせて、少しでも子どもと向き合える時間が増えると考えます。最近は電話ではなく、メールだけで欠席することもできる学校が増えているため、先生と親の負担が減っているのはいいことだと思います。注意点もあり、焦らせて登校させないことで、「無理やり行かされた」となるのは不登校の期間が長く可能性があるので、子どもの気持ちに合わせていくことです。欠席連絡の時に謝らないことで、すいませんと言っていたら、子どもが近くにいると、迷惑をかけていると感じて罪悪感が強まるので、子どもがいない場所で電話してください。学校側としては、不登校の子を減らしたいと思って登校させようとしてきますが、子どもが登校したくもないのを理解している親が先生に言うことが必要です。次回は不登校になっている子は家で何をして過ごすのかいいのかについて紹介します。