大学生で不登校になる理由は様々あり、入学時に友人ができなかった、就職活動で挫折した、入学後順調でも、選択したゼミの内容に関心が持てずに卒業論文を書けないです。目的を見失ったり、人間関係につまずくきっかけになったりして不登校になり退学してしまうことです。また、不本意入学で不登校になることもあります。第一志望の大学に入学できず、滑り止めで受験した大学に進学した、興味のない学部に進学してしまい、専門分野に関心が持てない、国立志望者が私立大学に入学し、私立大学へコンプレックスがあるです。志望校に合格できなかったので行きたくないは理解できなくはないですが、興味のない学部や国立志望者で私立大学に進学したのは納得できないについては高校の時にしっかり考えていないからだと思います。
志望校に合格できなかった場合は、親から「お前は馬鹿だから落ちたんだ」「恥ずかしくて、近所の人に聞かれても進学先言えない」「だから一般ではなく推薦で受けたらよかったのに」と言ってくることがあります。本人も志望校に合格できなかったのは馬鹿だと思ってしまい自信を無くしてしまい大学に合格しても登校しないで退学してしまうことです。退学したら「お金を出しているのは親だぞ」「大学を卒業しなかったらお前とは縁を切る」などと合格しなかったこと以上に厳しいことを言ってくることもありそうです。
不登校や中退をする大学生を減らしていくためには本人がこの大学で頑張ると決意して親も応援してあげることです。親は志望校に合格しなかったら馬鹿などと言ってしまいそうですが「合格できなかったけど頑張って勉強したことは知っているから切り替えてその大学でいい成績を残そう」と励ますことです。また、大学に入学しても授業に出てこない、授業中の態度が悪い、他の学生と話さない人には教授が注意する、教授は気になった学生に声をかけて相談に乗ってあげることです。入学してから学校に登校してないということはこの大学に行きたくない理由があるのか、人間関係に問題があったのかなどを聞いてあげることです。教授は授業や就職のことで忙しいことがあるので親が出席できているのか、本人と連絡を取り合うことで不登校を防げると思います。結局大事なのは「どの大学に合格したのか」ではなく、大学時代にどう過ごすかで将来変わります!