中学生は、早い生徒だと1月の推薦入試で高校進学が決まり、「後の3ヶ月は遊ぶぞ」、高校生は、早くて9月のAOか推薦入試で大学進学が決まり、「半年も遊べるし勉強はしなくていい」と考える人もいます。しかし、早く決まって勉強をしていないと、高校か大学に進学した時に授業についていけなくなり、学校に行きたくなくなり不登校につながり、退学をするケースもありそうです。推薦入試(スポーツと評定平均)の人は、部活で結果を残したり、学業である程度いい成績を残さないと、来年からは「○○中学校、高校の人数は減らします」と在校生に影響してしまいます。
受験が終わっても、入学してから困らないように勉強することが大切になり、中学生は今までやってきた英単語や漢字の復習をやることです。高校だと、赤点を取ってしまうと、補習や追試を受けさせられて、ダメだと留年になるため、予習をしておいてもいいでしょう。高校生は大学に合格を決めても、1月に共通試験が控えているため、そこで酷い点数を取ってしまうと、「この生徒大丈夫かなあ」と思われるため、過去問を解いたりすることをしてほしいです。また、大学ではレポートや論文を書くことが増えるので、評論や親書を読むことで、筆者の主張や、それに対する自分の考えを意識して読むと効果的です。
一般入試の人は、遅いと3月下旬に決める可能性もあり、人によって受験が終わる期間に差が出てしまいます。受験が終わってからの期間が長いと、人によっては勉強をしていなく学校でやっていたことを忘れるため、教科書ぐらいは読んでおくことです。クラスメイトや他の人は合格が決まってないのに、自分だけ遊んでいるのは良くないと考えて、学校にいる間でも雰囲気を悪くしないように勉強しておくことが大切になりそうです。英検や漢検の資格を取得していると、進学後はさらに上の級に挑戦でき、就職する時にもアピールできます。最近は入学前にLINEでグループが作られていることもあるので、「○○高校か大学に4月から入学する人」などと調べて入っておくと、友達作りにも苦労しないと思います。新しい環境に慣れずに不登校にならないように、合格が決まってからの過ごし方が重要になります。受験が終わってから遊ぶなと書いていますが、私も高校進学は1月に決まったので、他の生徒より気が楽になっていたのか、2月にインフルエンザに感染して、卒業式の予行練習1回参加できずに本番焦った記憶があります(笑)次回は帰国子女が不登校になってしまう理由と解決策について紹介します。