熱中症とは、高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が壊れるなどして発症する障害のことをいいます。炎天下での運動などで発症しやすいことが知られていますが、高齢者が熱帯夜にエアコンを使用せずに寝ているうちに発症することもあります。
原因として、体温が上昇して体温調節機能のバランスが崩れ、体内に熱が溜まってしまうことです。体温が上昇した場合、人の体は適度な体温を維持するために、汗をかいたり皮膚温度を上昇させたりして熱を体外へと放出して、この機能が損なわれることで熱中症が生じます。要因は、気象条件(気温が高い、湿度が高いなど)、持病がある(高血圧や糖尿病)、肥満、暑い日中の行動(激しい運動や慣れない運動、長時間の野外作業)、健康状態が良くない、エアコンなどの空調整備を使用してないことです。
症状として、軽度の場合、めまいやだるさ、立ちくらみ、手足のしびれ、気持ちの悪さ、中度度になると頭痛、吐き気や嘔吐、体のだるさ、力が入らない、重症になると高体温、意識がない、全身のけいれん、呼びかけに反応しない、真っ直ぐに歩けないになります。
子どもでは、顔が赤くなったり、ひどく汗を書いている時は発症している可能性があります。ただ、新型コロナウイルスの対策で体育でもマスクをつけてこの病気で亡くなった児童生徒もいます。熱中症になる前に水分補給をすることはもちろん休ませてあげることも必要ですが、昔の指導をしている先生がいるため嫌になり不登校になることもありそうです。