不登校でずっと閉じこもってばかりの我が子に、何とか外界に触れさせて思う親は多いと思います。日本は今やペット大国と言われて多くの家庭で飼っていますが、不登校の間に犬や猫を飼うのは問題ないのか気になります。学校に行けないことでふさぎ込んでいるのに、そこに手のかかる犬や猫を飼ったらさらに状態が悪化しないか心配になるのは当然です。しかし、不登校中に飼うのは良い効果を生んでくれることもあり、犬や猫を始めとする動物は、そもそも言葉が通じません。仕草や鳴き声などで何を考えているのかを判断しなければなりません。学校生活で人間関係が問題で不登校となった場合、言葉のやり取りを必要とすることなく意思の疎通ができる相手とコミュニケーションができるのは、自信につながるでしょう。
不登校で家に籠りがちな子どもに対して癒しを与える家族ができることです。人と触れ合う機会が減ってしまっているのが現状ですので、ペットがいると寂しくなくなったり、新しい家族ができて家の雰囲気が明るくなることです。また、ペットの散歩で外出や運動につなげることができ、決まった時間にする運動というのは、精神的にも肉体的にも肉体的にも良い効果があるからです。自分でペットを飼いたいと言い出したのであれば、強制ではなく、自発的にしっかりと自分で世話をするという約束もできると考えます。いきなり犬や猫を飼うのは労力がいると思うので、ハムスターや熱帯魚など小型の生き物を飼ってみることです。不登校に悩んでいる親は、精神的にとても余裕がなく、仕事や家事でその時間を確保できるかは怪しいです。子ども1人で世話ができるようになるまでは、小さな生き物なら散歩とかしなくて済みますし、親も手伝うことが可能になるので、それに慣れてきたら犬や猫を飼った方が途中で嫌になることはないと思われます。
犬や猫を飼うことにより費用がかかることで、予防接種やえさ代などで年間の費用は、犬が34万、猫が16万円と予想以上にかかるのを理解しておかなければなりません。ペットを飼うことにより、責任感が生まれ、不登校の状態が良くなるようになれば問題ないですが、必ずしもそうなるとは限らないです。ペットが可愛すぎて家にこもりがちになるか、親が期待したように子どもがペットのことを面倒を見てくれないこともあります。不登校の改善にはつながらないことも頭の片隅に置いておくようにすることが良いと思います。不登校になったことで傷つき、なかなかショックな出来事から立ち直れない子もいるので、ペットを飼うことにより、餌をあげたりしなければならないことで、自分でやられければいけないと考えそうです。そうなることで、立ち直れることにつながって学校に復帰することもあると思います。次回は部活の先輩が怖くて耐えられなくなり、退部して学校も行けなくなるについて紹介します。