今回は不登校の原因で、夏バテについて書いていきます。
夏バテとは、「体がだるい」「食欲がない」「疲れやすい」「寝不足」などといった夏の暑さによる体調不良の総称です。最近は地球温暖化が様々な形で自然環境に影響し、体が暑さに慣れる前にいきなり暑くなることが増えてきています。私たちの体は、自律神経の働きによって、暑さを感じると汗をかいて熱を放散し、体温を一定に保っていますが、真夏の室内外の温度差を繰り返すことにより、自律神経の働きが乱れてしまいます。
原因として、エアコンの効いた部屋と外気温との差が激しいと体温調節がうまくいかなくなり、自律神経の働きが低下して体調を崩す温暖差による自律神経の乱れ、汗をかくことで体内の水分やミネラル失われ、脱水を起こしたり、体内の体内の電解質バランスが崩れる、麺類や飲み物を好んで摂取するなどして、タンパク質やビタミン類が不足する食欲減退による栄養素不足です。
症状として、体がだるい、眠れない、食欲不振、疲れやすい、下痢や便秘、むくみ、イライラする、立ちくらみやめまい、熱っぽい、頭痛などが出ます。また、胃腸が弱くなり元気も出にくくなると考えられるそうです。
子どもでも昔より起こりやすい病気になっており体温調節能力が弱くなっているや朝の体温が低い子や汗がかけなくて体に熱がこもってしまう子が出てきたことも影響しているようです。他にも大人は水分量は体重の50から60パーセント程度とされていますが、子供の場合体重の約65から70パーセント、赤ちゃんは約80パーセントと、大人より水分が占める割合が多いです。親が大丈夫でも子が水分不足になり体調を崩して学校を休み不登校につながることもあります。次回は具体例について書いていきます。
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