不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

集団行動が苦手な子は進路にも影響が出てしまう?

学校生活では、集団行動をすることが多く、運動会、文化祭、修学旅行などが苦手で、不登校になってしまう子もいます。苦手な特徴は、人と合わせることができないことで、自分がやりたいことを優先したり、他の人がどうしたいと思っているか分からず行動してしまうと、周囲から「浮いて」しまい、仲間外れにされる、悪口を言われることです。周りに気を遣いすぎて自分の意見を言えないことで、うまくコミニケションが取れないと、自分がどう思われているのかが気になり、疲れてしまい、体調を崩してしまったりすることです。自分の考えを最優先にするような子も、他の人の希望や意見を聞き入れようとしなければ、周囲の人が敬遠するからです。

 

集団行動が苦手な子の心理的要因もあり、独特の価値観を持っており、理解してくれる子が少なく、孤立してしまい、独自のルールを変えることはすぐにはできないので、それが苦痛となり、学校に行かなくなることです。また、自分に自信がないことで、班活動などで意見を求められても、主張することが苦手で、うまくいかなかったときも恐怖を思い出して周囲の人に意見を流されて、自分の意にそぐわないことをするからです。他人に干渉されたくないことで、「自分を正当化したい」「人の言う通りにしたくない」で、周囲の子と衝突してしまい、友達ができずに不登校につながってしまうこともあります。例としては、文化祭でクラスの催し物を決める時に、男子中学生は「演劇をしたら全校の子に見られて賞が獲得できるので、決定しました」と発言すると、「お化け屋敷とか、お菓子を作るとか悩んでいるのに、勝手に決めるとか頭おかしい」と言われることです。

集団行動が苦手意識を克服するためには、他の子に興味を持ってもらうことで、視点を集団から個人に変えて、相手が自分と同じことに興味を持っていると感じれば、それをきっかけに見る目が変わり、今までとは違う関係を作ることもできます。自分に合った集団を探すことで、今いる集団で辛いと感じたら、クラスだけでなく、部活や委員会活動、学校外だと塾や習い事などがあるため、信じてくれる人がいれば、他の子を理解するための突破口を開くことが可能になります。ただ、無理して周囲に合わせる必要はなく、自分にできる範囲で集団行動ができるようになることを目標にしてほしいと考えます。疲れたらリラックスすることが必要になり、休み時間はボーッとしている、家に帰ったら部屋で横になるだけでも気分転換になると思います。集団行動が苦手で進路に影響することはないですが、克服していないと、進学してから苦労するため自分のできる範囲で頑張ることです。次回は小学校の担任と合わなく、不信感もあり、子どもが不登校になった原因でもあるので、クレームを伝える方法について紹介します。