不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

不登校から回復するまでの期間と子どもに見られるサインがある!

不登校は、小学生で120人に1人、中学生が25人に1人でその数は年々増加しており、長期化するのが課題になっています。子どもはずっと不登校でいたいわけではありませんので、回復の兆しを見せるタイミングが訪れて、適切な段階を踏むことで、子ども自ら不登校を抜け出せることができる可能性があります。要因とされるのが、「学校生活に起因する」、「家庭生活に起因する」、「本人に起因する」の3つで不登校になった子どもはいくつかの段階を踏んで不登校を脱します。その段階の1つである回復期は、子どもの活力が湧いてきて、次の一歩を踏み出そうとしているときで、勉強に意欲的になる、外出を試みるようになります。期間は、一般的に3ヶ月~1年が目安ですが、1年経っても回復期に入っていかない子もいます。

 

登校への渋りから不登校へ移行した時期の「混乱期」は、ゲームなどに没頭してしまい、親から厳しい言葉をかけられて追い詰められた子は暴力を振るったりすることです。親が無理に学校に行かせようとしないため、子どもの抵抗感がなくなる「安定期」は周りのことが気になるや興味が広がったりするときで、外に出るリハビリ期間です。子ども自身が将来の夢や学校への復帰を復帰について語るようになる「転換期」は、外出にもチャレンジし、親とのコミュニケーションも変化、日々のニュースや何気ない会話が弾むようになります

 

回復期の子どもに見られるサインとして、周囲との会話が増えて自分の意見を発信できるようになることです。学校での人間関係トラブルが多くあげられており、それによって相手に不信感がつきまとっていますが、会話をしたくなるのは不登校からの回復の兆しを見せ始めています。自分から散歩するや買い物に行く親についていくなど外に出ることが増えてきます。また、将来のために必要なことを考え、教科書をめくって勉強する、将来の夢について話したり、前向きな行動が多くなってきます不登校になったからといって進路が閉ざされたわけではないと考えます。無気力状態から徐々に元気を取り戻して、元気が余っている状態でも、生活は変わらないため暇になる可能性が出てきます。家事の手伝いや出掛ける機会を作ってあげると学校に行く気持ちが出てくると思われます。次回は不登校の回復期に親が注意すべき点と復帰に時間がかかる理由はについて紹介します。