不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

不登校の原因(差別)について

今回は不登校の原因で、差別について書いていきます。

前に人種差別のことについて書きましたが、今回は他の差別についても含めて詳しく紹介したいと思います。差別とは、特定の集団や属性に属する個人に対して、その属性を理由にして特別な扱いをする行為である。それが優遇か冷遇かは立場によって異なるが、通常は冷遇、つまり正当な理由なく不利益を生じさせる行為に注目することです。

 

種類については、家柄や部落などの身分差別、フリーター、ニートや路上生活者などの階級差別、学歴を過大に評価することで、低い者を差別する学歴差別、特定の職業やその従事者に対して差別的な扱いをされる職業差別があります。他にも人種差別、宗教、性差別、言語差別、文化差別、身体的あるいは精神的障害のために受ける障害者差別です。

 

人間社会において差別が起きる原因については、「人には自分が有利になりたい、偉くなりたい」という心理があるからです。自分にとって大切な味方を「内集団」、それ以外の敵を「外集団」と区別する考えもあります。また、日本は諸外国と比べても、自分たちが社会の中で「普通」の存在だと考えることで安心感を得る人が多いそうです。民主主義国の日本では、あらゆる意見が多数決によって決められることが多く、少数者の意見が黙認されやすいようです。

 

子供でも陰湿ないじめや、親などによる虐待の増加、教員などによる体罰、自殺、不登校の問題、学校での暴力行為といった人権をめぐる問題は深刻になっています。誰もが平等な権利と教育を受けることができるはずですが、教育が行き届かず差別により、同学年や他学年の子にいじめられて不登校になることもあります。女性問題も社会参加や就職、収入などの機会において、男性より格差が存在したままになっています。次回は具体例について書いていきます。

#不登校 #差別