不登校になると、家で過ごすことが多くなるため、電気、水道、ガスなどを利用することが増えてしまいお金が先月と比べたら1.5倍かかってしまう可能性もあります。学校に在籍している限り、公立の小学校では1年間で、給食費が約4.4万円、学校教育費(授業料、教科書、学習用品、児童会など)で約6万3千円は払わなければいけません。給食費に関しては、不登校の場合先生と相談したうえで、免除になることもありますが、復帰した時に給食が食べられなくなる可能性があるため注意してください。塾、家庭教師、復習や予習のための参考書などで、約8万円、スポーツ活動、英会話や習字などのその他の活動費が、約13万円と予想以上に高い金額となっています。
公立の中学校は、学習費総額が約49万円で、給食費が約4万3千円、それに部活動などの課外活動費が約3万円などで、学校外活動費が年間で約30万となっており、私立の場合はこれ以上にお金が必要になってきます。これだけでもお金がかかっているのに不登校になった家庭では、給食の分を作ることになり、毎日の食費が月に1万円以上に増えていくのは覚悟しなければならないでしょう。ただ、給食費を払わなくてよくなった家庭では少し負担が減りそうです。また、電気代が上がる可能性が高く、ゲームをしたり、充電をする、朝から夜までずっとテレビを見ている生活になると、不登校になる前と比べたら倍以上になることもあります。小中学校は、基本的に徒歩のため交通費はかかりませんが、不登校になったので、気分転換のために旅行に行くなどで県外に行くと、交通費がかかってしまうことです。
子どもによっては、フリースクールに通うこともあり、月3~4万円で、自宅から遠いと、交通費もかかることから利用している子は少ないです。通信教材も必要になり、入会金と科目数によって金額が決まっているので、数万円かかります。タブレットやパソコンを準備することにもなるので、合わせて10万円以上払うことになると思います。仕事を続けながら子どもの世話をしている親なら、払うこともできますが、不登校になったから子どもに寄り添わないといけないと考えて仕事をやめたらフリースクールに通うのは厳しいです。私の考えですが、給食費以外も免除する制度があると、不登校になってもお金にかかる費用が減り、親も安心できると思います。学校に行けなくなった原因は人それぞれなのを理解しつつ、学校に行ってない日数分を減らすなどをしてほしいと思いました。次回は不登校の子どもが家出してしまうことはあるのかについて紹介しま宇。