不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

スポーツに関する暴力や暴言が昨年度過去最多になってしまった... 親や先生に相談する、指導している人には研修か罰則をしていけば減少するのか?

日本スポーツ協会がスポーツに関する暴力や暴言が昨年度は373件と過去最多になったことを発表しました。これまで最も多かったのは2019年度の251件だったので約1.5倍にもなってしまいました。被害者の4割は小学生で中学生や高校生になると部活に所属するため被害が多いと思ったらクラブなどに所属している小学生が多いことに驚きました。この集計は2014年度から開始しており15年度は暴力が最多でしたが17年度からは暴言が最多になりました。具体例としては、「馬鹿」「お前なんかいらない」「頭が悪い」など人格を否定する言葉で、さらに強い表現もあったそうです。

 

指導している大人たちがいじめや暴力を振るってはいけないと言っているのに自分たちがやったり言ってしまっている現状には問題があります。それを見て育った子どもたちは大人になった時に教えるためや強くなるためには暴言を吐く、暴力を振るってもいいやと思ってしまう可能性が高くなってしまいます。私の考えですが特に大会で何連覇もしている強豪のチームは負けることが許されない風潮が残っていると思われるので指導者や顧問が頭を叩く、試合や練習でミスをしたら怒鳴ることが当たり前になっていそうです。ただ、他の子どもが頑張って練習しているのにサボっている、練習にはきたものの話してばかりいるやゲームをしている時は注意することが必要です

 

暴力を振るわれたや暴言を吐かれてしまった場合には部活だったら親か顧問以外の先生、小学生の場合クラブなら親か別の指導員に相談することです。相談したら暴力をしないや暴言を吐かないように注意はしてくれますがそれだけで解決するとは思いません。注意されたら一定期間はなくなると思いますが数ヶ月後には同じようなことが起きてしまい前の時よりも首を絞める、殺すなどと状況が悪化することも考えられます。そのようなことが起きないためには、スポーツを教えている大人は3ヶ月に1回は研修を受ける、1ヶ月に1回アンケートを実施して問題がある大人は罰則するなどが必要になってきそうです。また、そのような状況を見たら傍観するのではなく指導員や顧問に注意することで被害を受ける子どもが減少すると思われます。スポーツ協会が発表した被害者の数よりも相談できないや隠しているためこれよりも多く子どもたちは辛い思いをしているので大人たちの指導方法も変えていくことが今後の社会にとって大切だと思いました。