今年は4月には30度を超える地点があり急に気温が上がった影響で体調を崩す人もいたと思われます。さらに気温が上がると予想される夏になると夏バテで食欲不振やだるさで学校や仕事を休んだ経験がある人もいると思われます。夏バテは大人だけではなく、子どもの方がなりやすく元気に遊んでいたのに夏バテで体調を崩してしまうこともあります。夏バテの原因は、1つ目が温暖差による自律神経の乱れで暑い外と冷房のきいた屋内を繰り返して行き来すると体温調節を行う自律神経が乱れてしまうからです。2つ目が発汗によるミネラル不足で夏は外を歩くだけでも汗をかいてしまいミネラルを失い、脱水症状になってしまうからです。3つ目が暑さによる食欲減退と睡眠不足で冷たい物ばかり食べていると十分な栄養が摂れなくなり、消化機能が低下する、夜でも気温が下がらないため寝られない日が続くと、疲労が溜まるや体力を消耗しやすくなります。
子どもの方が夏バテになる原因は体内の水分の割合が65〜70%と大人は55〜60%なので汗などで水分が失われると脱水状態になりやすいからです。症状としては、だるい、食欲不振、不眠、下痢など胃腸の不良、やる気が起きないです。子どもの夏バテは気温が下がってくると回復してきて食欲や睡眠が普段と同じ状態に戻れば夏バテが解消したことになります。しかし、日中も寝てばかりいる、尿の量が普段より少ない、発熱が数日、下痢や嘔吐が続く場合には病院で受診してもらってください。夏バテは夏休みの期間なら問題ないと考えそうですが最近は今年の4月のように急に気温が上がってしまい学校を休む期間が長くなり生活リズムが乱れて学校に行けなくなる子どももいるかもしれません。
夏バテの対処法としては、1つ目がエアコンの設定温度を25〜27度にすることです。毎年ニュースでも言われていますが外と室内の温度差があると自律神経が乱れることになるので暑くてもこのぐらいの設定温度にしてください。2つ目が冷たいものを飲みすぎないことでジュースよりも麦茶やミネラルが入った水分をぬるめにして飲むようにすることです。3つ目が免疫力がアップする野菜でビタミン摂取、梅干しやレモンなど疲労回復になるクエン酸を摂る、汗で流れる塩分もあるので普段よりも多く摂るように心がけるなど栄養を考えた食事にすることです。対処法は大人と子ども両方になるため体調が悪くなったと思ったら実践してみてほしいです。地球温暖化の影響もあるのかわかりませんが夏の前に真夏日や猛暑日を記録することが多くなっているので夏でなくても気をつけないと子どもは体調を崩すことになりその生活に慣れてしまう可能性があるので生活習慣を乱さないように早寝早起きをしてほしいです!