今回は不登校の原因で、心的外傷後ストレス障害の具体例について書いていきます。
1つ目の具体例について、女子中学生は入学してから友達ができずに部活も入りましたが、いじめられて学校に入るのを執拗に避けることです。女子中学生は人と話すのが苦手で、1人でいることになることです。合唱部に入ったのに入部して1週間でいじめられるトラウマ体験をして、「二度とこの学校には入らない」と決めていることです。親としては高校の進学にも影響するから行ってほしい気持ちがある反面病気が悪化するから無理に登校させないようにすると悩むことです。
2つ目の具体例について、男子小学生は両親と休日に買い物している途中に交通事故に遭い自分だけ生きて罪悪感を抱き感情のコントロールが難しくなることです。育っててもらった両親には感謝の気持ちしかなく「あの時もう少し準備の時間が早かったら」交通事故に遭っていなかったのにと自分のせいだと思うことです。学校生活に影響して、人にぶつかっただけで怒ったりテストの点数が下がって泣くといった感情のコントロールができなくなってしまうことです。
3つ目の具体例について、女子高校生はSNSを通じて男性の人と仲良くなったものの呼び出されて性行為をされて、眠れなくなるや集中できなくなることです。TwitterのDMから「いい商品あげるから明日○○に来れそう」と言われて「大丈夫です」と返信することです。当日になるとその場所から来るまでホテルに入れられて性行為をされることです。心に傷を負い眠れなくなることが増えて授業にも集中できなくなることで、不登校になってしまうことです。次回は治療について紹介していきます。