不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

児童虐待を受けてしまった子どもはどうすればいいの?

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児童虐待とは、保護者が子どもに行うもので、殴る蹴るといった身体的虐待や、性的虐待だけでなく、心理的虐待やネグレクトも含まれます。これが原因で学校に登校できなくなり、不登校どころか自殺を考えてしまうこともありそうです。身体的虐待の例として、母親が子どもに対して、遊んでばかりで勉強しないことに対して「勉強してから遊びなさい!」と叩いて、子どもが泣いたら「うるさい!」と怒り、静かにするように口を塞ぐ行為をすることです。性的虐待は、多くは女の子に対してやることで、父親が「話があるから部屋にしてほしい」といって、自分の下半身を見せたり、無理やり脱がせてきたりすることです。

 

ネグレクトの例として、子どもが風邪をひいても病院に連れて行かないや食事を与えないことで、育児を放棄する状態です。病院に連れて行くと、自分達が虐待していることがバレるため体調が悪くなっても放置してしまい食事も1日1食しか与えず、痩せていき気づいたら死んでしまっていることもあります。心理的虐待の例として、長男に対して「あんたなんか死ねばいい」などと言ったりすることです。これらの例で、保護者は虐待ではなくしつけだと考えて、過剰な教育や厳しい言葉を発した方が成長すると思っているからです。

 

虐待をされている子どものケアは1番ですが、虐待してしまっている親も自分から「助けて」と言いにくい可能性が高いです。先生が電話しても「体調が悪いだけです」と言われて、「わかりました」だけでは虐待されていることに気づかないでしょう。それがずっと続くと、おかしいと思って家庭訪問をして、それでもだめなら警察に話すことで虐待していることが発覚すると思います。子どもは、殴られる、蹴られる、閉じ込められる、食事を与えられないなどのことをされても、自分が悪いからだと責めてしまいます。また、親は虐待してはいけないと思っても、行為を止められなくなってしまうことがあります。虐待と思ったら、児童相談所、お住いの市町村まで相談することで、児童相談所虐待対応ダイヤル(189)にかけてほしいです児童虐待の対応件数は増加してきており、政府や地方自治体が対策はしているものの減少していません。特に妊娠や出産、育児期の家庭では、産前産後の心身の不調や悩みを抱えて、周囲の支えが必要なのに、それが得られないことで虐待をしてしまいます。親は虐待をする前に悩みがあったらどうすればいいのかとネットで調べることが大切になりそうです。次回は日本よりも欧米の方が不登校が少ないについて紹介します。