不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

母子分離不安型は小学生低学年に見られる!!

母子分離不安型は、小学生低学年に見られて、母親の関心や愛情を確認する、母親が離れることに不安があり、母親の行動を監視する、母親を独占したがり、父親や兄弟に対して、敵意のあるふるまいなどをすることです。前駆期は、「友達がいない」「先生が怖い」などと、登校をしなくなる、登校時間になると、母親に泣いてしがみつくなど、母親と一緒でないと登校できなくなるや友達の家には行きたがらず、家の中で遊ぶなどです。進行期になると、母親が一緒に登校しても、泣いて強い抵抗を示す、父親に対して口をきかなかったり、敵意のある行動を示す場合があるなどで、不登校につながることもあります。

 

混乱期は、母親以外とのコミュニケーションも増え、家族と一緒であれば、外出できる、家で好きなことをして過ごして、気分的に安定している様子が見られる、家の手伝いや、短い時間の留守番ができるようになるなどです。回復期になると、家の中では母親から離れても元気に過ごせることが多くなる、母親や友達、支援者と一緒なら保健室登校や、教室への登校ができるようになるなどです。母親から離れるのが不安で不登校の状態から回復しつつあり、勉強をするようになり自分1人で行動する可能性が高くなっていると思います。

 

前駆期の対応は、話を聞いてあげる、母親と一緒の登校、保健室登校を認めてもらうなど、柔軟な対応を学校にお願いすることです。進行期の対応は、母親への負担が集中することがあるので、父親や兄弟は母親を責めず、頑張りを認めてあげる、信頼できる相談機関を探し、孤立しないようにすることです。混乱期の対応として、学校生活から長く離れて不安になることがあるため、家で学習をする、提出物を作ったり、学校復帰のための準備をするや家事などを子どもと一緒にやり、できたことを褒めるなど、認める機会を多くしていくなどです。回復期の対応は、子どもの様子を見て、学校への誘いかけを行う、いきなり長い時間や週に何度もの登校は目指さず、慣らし登校の期間を十分にとることです。紹介した対応をすることで、子どもは母親から離れても行動することに不安がなくなり、学校に登校できるようになると思います。周囲の人のサポートも大切で、母親が苦しんでいる様子を見たら「何か困っている?」と声を掛けてあげることで、負担が減ります。小学生低学年が多いですが、中高生になってもこのような生徒はいるため、母親は注意して対応してください。次回は休み時間に1人でいるのは友達ができないのかについて紹介します。