不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

日本よりも欧米の方が不登校が少ない!!

日本は高等学校への進学率が非常に高く約98%、アメリカは約92%。イギリスが約88%と日本より低いです。日本では、みんなが高校に行くからや高校は出ていないと就職に影響が出るといった意識が強いからで、その分諸外国と比べると多様性をあまり受け入れていない傾向があります。日本は不登校になっても罰せられることはないですが、アメリカは義務教育での不登校は違法とされて、親の育児放棄とされるそうです。不登校になってしまうと、警察に通報されて、裁判所に出廷することになり、「なぜ学校に行かないのか」と聞かれて、「これを守らなければ親が罪を起こしたことになる」と言われて、保護観察も最長6ヶ月もあります。

 

欧米は日本より子どもの自立を重視しており、親子のコミュニケーションや会話などのとり方も変わり、子どもを1人の人としてみなし、どう思っているのか、どうしたいかなど、子どもの選択を尊重する傾向があります。また、いじめを許さない意識が高い国民性で、いじめられていても周りの大人が守ってくれるため、不登校になりにくいです。アメリカでは、ホームスクール(自宅学習で正規の学校教育に代える教育の事)で、全州で合法化不登校が少ない要因になっています。学校が荒れていて勉強はできないや効率的に勉強ができないためにホームスクールを選択している生徒が多いようです。

 

日本では、小学校や中学校、高校に行くことを拒否する子どもに対して、教師が説得したり、親に働きかける対処の仕方が多いと思います。カウンセラーに診てもらうこともありますが、本人が希望しなければ、それ以上は踏み込めません。アメリカでは、専門家が学校と家庭にかなりの部分まで介入して、不登校の日数がある程度続くと、学校と親がミーティングが行われ、なぜ不登校になっているのかなどをお互いに理解して、学校側がカウンセリングを受けるように勧めます不登校の児童生徒は、心の病に苦しんでおり、ほとんどの場合、親のしつけ方と家庭環境に起因しているからです。不登校の児童生徒は、学校に行けないだけでなく、そもそも外に出るのが嫌なことが多いため、心理カウンセラーなどの精神科が、薬を処方するや自宅まで行くことをしてくれます。人口は違いますが、ヨーロッパとアメリカでは罰則みたいな形で不登校になるのを防いでいるのがわかりました。日本も同じようなことはしなくていいですが、子どもが自立しやすいような環境作りが必要だと思います!次回は給食は不登校の原因にも、再登校のきっかけにもなるのかについて紹介します。