不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

不登校になったら我慢できない子になるのか?忍耐力を身に付けるためには!

不登校になるぐらいの忍耐力しかないから、将来就職できても誰かに悪口やいじめを受けたら退職してしまうのではないかと考える親はいそうです。休むきっかけと思われる出来事は、周囲の子からすれば「そんなことで休むのか」と思っており、休むことを理解が得られていないことが多いです。親も「普通なら学校なんて誰でも行ける」「学校ぐらい行けないでどうする」など子どもに圧力をかけてしまっていることもあります。近年では、叱らない子育てや褒めて育てるという方法がいいと言われていますが、人生を歩んでいく上で、忍耐力や我慢する力をつけることは大切です。欲しいものがあっても少し我慢する、公園で遊びたくても、家に帰らせることで、少しづつ忍耐力が身に付きます。

 

忍耐力が身に付くと、目標を達成したときの幸福度が上がることで、何かができるようになりたいや上手くなりたいと些細な目標があります。忍耐力をつけておくことその目標を達成しやすくなり、嬉しいと感じられる瞬間が多くなります。逆に忍耐力がないと、すぐに投げ出すことが多くなり、「またできなかった」とマイナスの感情が生まれてしまいます。また、自己肯定感が育つことになり、自信がつくため「次のテストで80点とる」「サッカーを始めたい」といったチャレンジ精神が湧いてきて、何事にも積極的に行動するようになると思います。子どものうちは、お互い我慢することができずに我を通してしまいますが、忍耐力が育てば、譲ることもできてきて、友達ができます。

 

親ができることは、達成しやすい目標を立てて、できたらお菓子をあげるなどをすることが必要です。例えば、不登校だけど、勉強ができるなら「今日は問題集2ページやったら好きなお菓子を買ってあげる」「ゲームの時間を減らして家のお手伝いをしてくれたら、新しいゲームを買う」などです。忍耐力を身に付けるために、「我慢をしない」という言葉だけでなく、我慢が必要な理由を教えてあげることが大切です。不登校になると、学校に行かないため、忍耐力が身に付かないと考えそうですが、学校を休むまで、逃げずに向き合い、耐えてきた結果のため、その子は我慢を痛いほど経験しているので、それ以上の我慢を求めなくてもいいとは思います。学校で色々なトラブルや辛いことがあっても少しづつ我慢する力が付いていくので、不登校になった時は親が我慢させることに慣れさせる必要があると思います。次回は母子分離不安型は小学生低学年に見られるについて紹介します。