今回は不登校の原因で、濃厚接触者の具体例について書いていきます。
１つ目の具体例は、女子高生が母親が新型コロナに感染して濃厚接触者となったので、学校を欠席してその後休校になりましたが、文句の電話が来ることです。母親が働いている会社で複数人出ていたので、家の中ではマスクをする生活をして症状も鼻水や咳だったため自宅療養にしました。女子高生も濃厚接触者になったものの症状が出ていないのに知らない人から「君のせいで学校が被害を受けている」や「入学したばかりで慣れていないのにどう責任を取ってくれますか」と怒られることです。本人は悪いことをしたのかと思い学校に戻る気持ちがなくなり不登校につながることです。
２つ目の具体例は、男子中学生が濃厚接触者となりその後コロナに感染してニュースで○○中学校と言われて苦情の電話が殺到することです。感染経路が不明で、本人も手洗いうがい、消毒とマスクをして対策はできていたのに感染しました。今まで家族も濃厚接触者と判定されていなくどうすればいいか分からず数日後に陽性になることです。他にも生徒や教員が感染して「クラスターの原因はお前」や「謝罪しないと学校をやめてもらう」と責められることで、辛い思いをして学校に行かなくなることです。
３つ目の具体例は、男子高校生が住んでいる場所は、ほとんど出てない地域だったため濃厚接触者になっただけでも騒がれ家に石やゴミを投げてこられることです。地域の人から「感染したら許さない」や「この地域から消えろ」と言われながら家に物を投げつけられてこの場所を離れないと殺されると考え学校を退学して、精神病を発症してしまう子ともあります。次回は対策について紹介します。
