パニック障害とは、「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」を三大症状とする病気です。生きている間に100人に1人はなるため珍しい病気ではないです。原因は、人が危険な場面に遭遇したときにはたらく神経機能が異常をきたすとパニック障害が生じて、過労、睡眠不足、ストレス、風邪などがあります。
症状として、パニック発作は激しい動悸、息苦しさ、めまいを起こし胸に痛みを感じる、冷や汗が出たり、体が震えたりすることもあるそうです。予期不安は、パニック発作を繰り返すことで、また発作を起こすのではないかと心配することです。また、パニック発作は時間と共に治りますが、一度治っても時間をあけて繰り返すことによりパニック発作を起こしてない時でも心配になることです。広場恐怖はいつ生じるかわからない発作に備えて、助けを得られない状況を避けようとすることです。他にうつ症状があり行動制限によって、会議や出張、買い物の状況を避けるようになり日常生活を送ることも難しくなります。
学校の授業中に理由もなく息の吸い方や吐き方がわからなくなり激しい不安を感じることで、数十分で収まりますが、また発作が起きる不安があり学校を休むことが増えてしまいます。仕事でも責任感が強いや自分でしないと気がすまない人がパニック障害を起こしやすく休職を選択する可能性もあります。次回は具体例について書いていきます。