不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

不登校(パニック障害の治療)について

今回は不登校の原因にならないようなパニック障害の治療について書いていきます。

1つ目は薬物療法で、パニック発作の抑制と予期不安や広場恐怖の軽減を目標に、SSRIをはじめとする気分や不安などの調整を行う脳内神経伝達物質セロトニンの作用を高める抗うつ病薬とめまいや呼吸困難を抑える抗不安薬の一種であるベンジンアゼピン系薬剤が用いられます。薬の効果を確認しながら量や種類を変えていくこともあり得ます。

 

また認知行動療法は、パニック発作の治療として有用で、発作を恐れて広場恐怖を生じる状態を改善するために、これまで避けてきた環境に自分自身の身を置くようにして、発作を起こすことなく行動できる範囲を徐々に広げていくことです。他に治療期間が比較的に短期で、再発率が他の治療法と比べても低いや治療率など高い評価を受けています。

 

2つ目は精神療法で、不安を感じやすい思考の癖やパターンを変えることで不安を感じにくくしていきます。行動療法では、避けていた場所や状況に少しづつチャレンジすることです。不安や恐怖を感じていた状況にあえて身を置き、パニック発作が起こらないことを体験するエクスポージャーという治療法が用いられることが多く無理なく焦らずに進めていけるのがポイントで、目標を決めて治療ができることです。

 

また認知療法は、医師や臨床心理士の指導のもと、不安や恐怖以外にもさまざまな思考パターンがあることを学び、ネガティブなものをポジティブなパターンに変えることです。次回は対策について紹介します。

#不登校 #パニック障害