今回は不登校の原因で、不安障害の具体例について書いていきます。
パニック障害の具体例は、ある日突然学校の帰り急に呼吸困難となり不安になることです。運動した後に呼吸が乱れることはあるため冷静ですが、歩いているだけなのに「私この場で倒れるのかなあ」や「何か重大な病気ではないか」と考えてしまうことです。その後もパニックとなり「また発作がおきるのでは」と過度の不安で、さらに悪化すると電車やバスを避けて外出しなくなり学校に行けなくなることです。
全般性不安障害の具体例は、「部活動の大会当日に迷惑をかけて試合に負けたらどうしよう」や「練習中ミスして先輩に怒鳴られたどうしよう」と本来すべき勉強に集中できなくなり不眠とめまいの症状が出ることです。1回不安な気持ちを持ってしまうと何回も考えてしまいテストの成績も下がってしまいます。部活のことだけ考えて授業に集中できなくなり学校を休み夜遅くまで起きて不眠となり朝起きられなくなることもありそうです。
社交不安障害の具体例は、学校で、クラスメイトの前で発表や食事することが不安となり震えが起きることです。「変なこと言ったりしてないなあ」や「他の人が見ているから食べられない」と異常に緊張していることです。普段の生活から気にしており集団になると焦ることが増えることです。また、自分が苦手ことを避けており誰かに相談しようとしても解決されると思いそうです。仕事でも人前で話すことへの恐怖や採用面接で緊張が症状としてあらわれることもあり不安から「次の会議でも同じ症状が出たらどうしよう」と考え仕事も休んでしまうことが多くなることです。次回は治療について書いていきます。
#不登校 #不安障害