不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

不登校の原因(パニック障害の具体例)について

今回は不登校の原因で、パニック障害の具体例について書いていきます。

パニック発作の具体例として、女子中学生が授業中に特に理由もないのに息苦しさを感じるのと体が震える症状が出たことです。経験したことのない苦しさとなり「授業中だし止めたら周りの反応が怖い」や「ここで倒れても気づてくれるのか」思うことです。ただ、数分したら症状は改善して何事もなかったようになりますが、本人としてはまた来るかもと考えるようになることです。

 

予期不安の具体例として、小学生の男子が家にいる時はトイレに行かなくても3時間ぐらいは我慢できるのに電車やバスなどすぐに行けない場所へは緊張して、10分おきに行くことです。「今溜まっているけど、出てしまったらどうしようと」とさらに不安になり混んでいる場合はパニックに陥ってしまうことです。また、車を運転して対向車とぶつかる事故となり軽傷であったものの対向車が向かってくるとパニック状態になってしまうことです。この影響で、交通量の多い道を避けることになるため通勤に時間がかかるようになることです。

 

広場恐怖の具体例として、男子高校生が通学時電車を利用して学校に行っていますが、ある日急にめまいと胸の痛みが出てしまうです。「助けを求められずに、死んでしまうかも」と恐怖を感じて「電車の中でパニック障害を起こしたら他の人に迷惑をかける」と不安に思いその後電車に乗ることをためらうことになります。パニック発作が起きなくても途中で駅を降りると遅刻や欠席になることもあります。この症状が続いてしまうと家から出るのも嫌になって、不登校となりさらに悪化すると引きこもりでうつ状態になることもあるそうです。次回は治療について書いていきます。