不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

学校に行きたくない子どもには前兆があるのか!?

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子どもが学校に行きたくないと言い出す前に前兆があり、授業、先生や友達など、学校に関するすべての事項にストレスを抱えている可能性があります。前兆として、1つ目はよく寝られなくなることで、夜中に目を覚ます、何度も起きる、朝起きられなくなることです。2つ目が食欲がなくなってしまうことで、特に子どもは食が細いため、食べられなくなると深刻になる、育ち盛りだと成長にも影響を与えることになります。3つ目が体調がすぐれないことになり、頭痛、吐き気、腹痛など、原因不明の体調不良が続くことです。4つ目がいつもと行動が違うことで、突然泣き出す、学校に行ったのにすぐに戻ってきてしまう、トイレや部屋にこもることです。

 

学校に行きたくない子どもに対して言ってはいけないことがあります。学校に行きたくない理由を問いただすことにより、子どもは追い詰められてストレスが倍増することにもなってしまいます。叱責するような言葉、「頑張ろう」といった励ましの言葉は、何の解決にもなりません。楽観的な言葉をかけることもよくなく、「大丈夫だよ」と親が言ってしまうと、親は自分のことを考えてくれていないと思ってしまいます。子どもの心は繊細で、真面目に捉える傾向があり、親子間の関係が崩れてしまうと子どもの心が不安定になり、不登校になることも考えられます。また、間違った対応をしてしまうことで、引きこもりを誘発するといわれています。学校に行けなくなるどころか引きこもりになってしまっては、学校に復帰する期間が伸びるだけになります。

 

子どもから学校に行きたくないと言われた時に親がするべきこととして、子どもの話を聞いてあげて、同調することが大切です。「学校に我慢して行っていて大変だったね」と声を掛けてあげて、子どもに親は最大の理解者だと思われることです。また、無理せずそのままの状態にすることで、勉強や宿題に手がつかなければ強制的にさせることはせず、ゲームから離れなくてもそのままにすることです。1週間休ませてみることで、「悩み事や辛いことがあったら家にいていいんだ!」という安心感ができ、その結果学校に行ける可能性もあります。原因不明の体調不良が続く場合には、心の病気の可能性があるため、心療内科や精神科に受診することも考えてほしいです。子どもが学校に行きたくないと言い出す前に、体調や行動を見守ることをしてほしいと思います。前兆に気づくことは簡単ではないですが、普段と違った様子があったら「どうしたの?何かあった?」と聞くことです。もしも不登校になってしまっても、子どもの立場になって、一緒にストレスを取り除く努力をすることが重要になります!次回は物を隠されたことで学校に行くことが苦痛となり、不登校になってしまうについて紹介します。