不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

自分の失敗を人のせいにする子どもの心理と対応法!?

大人になっても仕事のミスを他人のせいにしたりすることがあります。子どもでも「宿題をしようと思ったら、友達から電話が鳴ってできなかった」「部屋の片付けをしたけど、弟が遊びたそうだったから片付けなかった」と人のせいにすることです。人のせいにする子どもの特徴は、自分に自信がないことで家で怒られることが多く、勉強に対しても消極的で、自分はダメな人間と思っていることです。また、周りの子から、注意されたりすると、怒ってしまい手を出したりしてしまい、自分の感情をコントロールできないことです。他に嘘をついたり、言い訳をしたりすることが多く、先生から怒られたくないことです。

 

女子中学生は習字の道具を忘れ物をしたのに「親が準備してくれなかった「先生もしっかり言ってくれないから」と人のせいにすることです。他の生徒は習字の道具を忘れておらず、「忘れ物をするのは自分が悪い!」と怒られると、先生に向かってシャーペンや消しゴムを投げつけたりすることです。周りの生徒から「物を投げつけるのは良くないよ、人のせいにするのはあり得ない」と言われて、学校に行く気持ちがなくなり、不登校になることです。男子高校生は、親にテストの点数を「今回は60点ぐらいだから心配しなくていいから」と、実際は40点と赤点を回避するのがやっとなのに嘘をつくことです。ただ、三者面談の時に成績のことについて言われてしまい、「赤点ギリギリ回避?何で嘘ついた」と聞かれると、「点数が悪いのは先生が難しくしたせいだ」と言い訳することです。

 

人のせいにする子どもを改善する対処法は、1点目は事実だけを言って、促したい行動を一緒に行うことで、「宿題が終わってないのね。私も見てあげるから、やろうねえ」と言葉をかければ、人のせいにする返答はないと思います。日頃の子どもにかける言葉を振り返ってみることで、些細なことで、厳しすぎる叱り方をしていないかを確認しておけば、子どもは失敗を指摘されても、素直に受け入れて、人のせいにすることは改善しそうです。人のせいにする子どもがいると、クラスから不平不満が出てくるので、担任は「少しあの子と距離を置いてみると、楽になるんじゃないか」と言ってあげると、納得すると考えます。人のせいにしている子どもに対しては、怒ったりせずに話を聞いてあげて、間違った考えの部分を修正できるように教えてあげることで、自分も悪いと思うようになります。人のせいにしてしまうと、自分は何も悪くないという考えに陥るため、先生と親がしっかり教育していくことが重要になりそうです。次回は思春期と反抗期が原因で不登校となり、家庭でも暴れるのかについて紹介します。