不登校を助けたいブログ

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字が汚い子どもに対してアドバイスするには??

子どもで字が汚いと、進学や就職する時に影響が出てしまうのではないかと先生と親から指導されることはあります。テストの答案用紙や宿題を提出した時に「字が汚いから次からは綺麗になるように練習しなさい」と言われることです。綺麗な字を書けるのに書かない子は、集中して字を書く習字ではしっかり書きますが、宿題やノートなどでは早く済ませない気持ちがあります。逆に綺麗な字を書けない子は、字のバランスを理解しておらず、手先の不器用さが原因で、習字の授業や宿題、ノートなど、いつでも字が汚い傾向にあります。また、絵を描いたり、工作をしたり、手先や道具を使う授業も苦手です。 

 
綺麗な字は書けるけど、書かない子に対しては、文字を書く目的を教えてあげることで、他の人も読めるようなどと、テストで正解を書いているのに、先生が読めないと間違った答えとなる恐れがあると伝えることです。綺麗な字を書くと、見た人に対して、礼儀正しい、賢い、丁寧など良い印象を与えます。親は「早く宿題を終わらせなさい」、先生も「時間を無駄にしてはいけない」と急がせるように言わないでほしいです。「時間はあるから字を書くときは丁寧に書いて」と焦らず、ゆっくり書ける環境を整えることです。 
 
綺麗な字を書けない子は、鉛筆の持ち方を確認する、姿勢を良くすることで文字とのバランスも良くなる、正しい書き順で書くことです。また、線を書く練習をする、お手本を見て書く、ゆっくり丁寧に何度も練習することも大切です。担任は字が汚いことを叱ったりして、字が汚い子が学校に行くのが嫌にならないように、汚いことも個性として捉えて指導することが重要だと考えます。「この字は読める」「この字は読めない」と一つずつ指摘して、本人に自覚させることも必要です。線の入った目に字を書かせて、上下左右のバランスを客観的に見られるように工夫するように伝えてください。大人になって字を綺麗に書けなくても困った経験はないですが、綺麗に書いてあった方が相手の印象が良くなると思います。現代はネットを利用するため字を書く頻度は減りましたが、綺麗に書くようには毎日練習することが必要だと思います。書道をやっている子は、基本的に字が綺麗なため、字が汚いのを改善したいと考えている子には習字を習わせてほしいと思います。次回は授業中の眠気の原因は睡眠不足以外にもあるについて紹介