日本では、子どもが小学校と中学校に通えていますが、途上国では学校に行けない子どもたちが多いそうです。世界には5900万人の子どもが学校に通えていない状況で、アフリカの地域に多く、改善されていません。学校に通っていたけど、友達や先生とのトラブルで不登校となり、退学してしまった、現在は通えていないが今後通いたい、今後も通う予定がないケースに分けられます。途上国の子が学校に通えない原因は、近くに学校や先生が存在しないことで、遠すぎて通えない、先生を育てられないや給料を払えないことことがあるからです。また、学校に行くより働く必要があり、生活を維持するのもお金も十分でなく、授業料や教科書を払うことが難しいです。
学校に行けないことで起きる問題は、文字の読み書きや計算ができないことで、手紙を出したり、買い物の代金やお釣りの金額がわからず、騙されることもあります。勉強ができないことで、技術や能力が身に付かないため、安定した仕事に就くことができなくなる可能性が高くなります。報告書を読めない、作成できないことになり、長く働けなくなり、貧困の連鎖から抜け出せなくなり、次の世代の子どもも同じ道をたどることになってしまいます。学校に行ってないことは、知識を得られないため、子どもにとって必要なインフルなどの予防接種の情報といった大事なことを把握できずに、命の危険に関わってしまいます。
日本では、不登校になっても小中学校は卒業できるため、途上国と比べたら支援はされていると感じます。ただ、日本でも貧困になっている家庭はあり、高校に進学することができずに働くことはできても安定した職に就けずに生活するのがやっとの人もいるのは理解してほしいです。少しでも学校へ通えない子どもを支援するためには、現地で支援活動を行う人々や団体をサポートすることです。寄付や募金をしてあげることで、学校の設置や教師、教材などの確保ができ、クレジットカードやコンビニ支払いで少額からサポートできるため、助けたい気持ちがあるならやってほしいと考えます。学校の社会の授業で先生から「普通に学校に通えているだけでも感謝しなさい」と言ってくることもあります。学校に行きたくても行けない状況にある子どもがいるのを理解してほしい気持ちがあるからです。学校の勉強、習い事などで自分のことで精一杯の子どもでも、世界のことに興味を持つことで、英語などを学び始めて将来に役立つこともありそうです。不登校になった子どもは、自分が辛かった経験を途上国の子どもに伝えることをすると、気持ちが楽になるかもしれないので、オンラインを活用することが重要です!次回は交通事故が原因で不登校になってしまうのかについて紹介します。