子どもが不登校になるのは辛くて、今後も学校に行けないのではと親は不安になります。子どもと接しても心の中は心配や葛藤で、私のせいかもしれないとうつ病など精神疾患になることもあります。原因は人によって異なり、いじめや友人トラブルだと人に会うのが怖く外に出ることはせず引きこもりのような状態になることもあります。また、成績が悪くなり勉強するのが嫌になり、ゲームやスマホで1日を過ごすことが増えます。先生から忘れ物が多いことを注意されてしまい不登校になり人に怒られるのが嫌と思い親と話すのも無くなることです。
対策は、自分を責めたり、抱え込んだりしないことで周囲の人に相談することが必要になります。「子どもが学校に行けなくなった原因は私が早く気づかなかったせいだ」と親のせいではないかもしれないのに責めることです。子どもの表情が悪くなったや話をする機会をしていなかったことは不登校になる前に気づいて対応できればいいですが、それで関係が悪くなる可能性もあるため周囲の人(職場や学校関係者)にどうすればいいかを聞くことです。また、カウンセリングに無理に通わないことで、親が心の安定と余裕を作ることです。人の話を聞き入れる余裕がないまま参加しても、他の参加者と比べるだけで辛さが増すためだからです。
不登校のため家で過ごす時間が増えるため、子どもとこの瞬間を幸せに過ごすということだけ考えることです。学校復帰や進路のことで不安になるより、今の時間を楽しく過ごすことで、子どもの楽しそうな顔を見ると、心に余裕も出てくると思います。そうなると子どもから親に話しかけやすくなって会話量も増えていけば、自然な流れで進路や今後について話し合える機会も出てきます。親は心が安定してきたら社会の状況、子どもを取り巻く状況についての情報収集もしてほしいです。不登校になったことで「うちの子だけが...」と考えているだけだと、改善することは難しいと思われます。ただ、社会状況を知っていけば周りが少しずつ見えてくるので、近くに他の進路があったり、これまで通っていた学校が合っていないということが分かるかもしれません。不登校になったから進路と将来のことを考えなければないないと思い込んでいる人もいますが、そこは焦らずに様子を見たり話し合いをすることです!次回は不登校から学校復帰するためにはについて紹介します。