不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

不登校が再発してしまったら?再発防止と再発した場合の対処法!!

子どもが再び学校に通えるようになったのに不登校が再発しまうと、ショックを受けることになります。再発する原因は、新たな不登校原因が発生した可能性があることで、前はいじめを受けて学校に行かなくなったけど今は何もしたくないと無気力になっていることです。根本的に解決していないこともあり、子どもが周囲に気を遣って無理に学校に通い始めた場合が考えられます。ただ、不登校を何度も繰り返して、学校や家庭に問題が見当たらない時は、身体か精神的な疾患や発達障害になっていることもあります。悪質ないじめは、周囲が気づきにくく子どもから打ち明けることは少ないため、発見が遅れるからです。

 
小学生が不登校が再発してしまう原因は、親など情緒的なつながりや信頼関係といった愛着形成がうまく作られていないためです。母子分離ができなかったり自尊感情が育たなかったりしてしまうからです。中学生も親と信頼関係が築けていなかったりするため愛着障害の問題が再燃することと思春期が影響します。高校生の場合、環境の変化や勉強についていけないといったものだけではなく、将来の不安、自己肯定感の欠如などで不登校になってしまいます。高校は義務教育ではないので出席日数が足りないと進級や卒業ができなくなるため、子どもと話し合ったうえで、状況によっては転学も視野に入れてもいいでしょう
 
不登校再発を防ぐためにも周囲ができることとして、1つ目が早めに再発の兆候を見つけることです。再登校してから親など周囲の人が注意深く見守り、子どもの様子が普段と違ったりしていたらすぐに対処できると思います。学校に行き始めて大げさに喜んでしまうとプレッシャーを与えてしまうので、無理に登校していないかを確認してほしいです。2つ目がいきなり全部の授業に出席させないことが大切で不登校の時に勉強はしていても授業より遅れている可能性が高く、体力も落ちているので「毎日午前だけにする」など徐々に学校で過ごす時間を増やすことです。3つ目が子どもと向き合って話を傾聴することで、学校での様子や感じたことを聞いてあげてください。4つ目が「不登校の解決=再登校すること」といった固定概念を払拭するようにして、不登校になった原因を取り除くことができるように考えてあげることです。5つ目が家族や学校以外の場所で、他の人との接点を持ち、居場所を作ることが大切になります。同じような不登校の経験を持つ、子どもの興味に関連する集まりに参加してみることです。また、学校以外での趣味や楽しみを見つけることにより、人が集まる場所に参加することが難しくても読書など1人でできる楽しみを見つけられれば自分に自信をつけることにつながります。子どもが不登校になった場合は、再び学校に行けることを目指すと同時に、不登校は再発しやすいことを親が認識しておくことが重要になります。次回は不登校の子どもの居場所の選択肢は多いのか?親が寄り添って一緒に探してあげることに