体育祭では100メートル走、リレー、騎馬戦、綱引き、障害物競争、玉入れ、応援合戦などがあります。他にも二人三脚、ムカデ競争、パン食い競争、玉転がし、棒倒しもあるようです。修学旅行、文化祭と同じくらい学校での思い出として残っていると思われます。運動が得意な人にとっては優勝すると気合が入っていますが、苦手な人には練習の時から足を引っ張ってはいけないと考えて、楽しめないことです。全ての競技に参加する必要はないので、練習していれば大丈夫と考えていると、本番で転んだり、ミスをしたりしてしまったら同じクラスどころか、同じ連合の先輩に暴言を吐かれてしまうこともあります。そのことが原因で「私のせいで勝てなかった」と思い学校に行くのも怖くなり不登校につながることもあります。
具体例は、女子高校1年生は高校の体育祭を楽しみにしており、足が速いため100メートル、リレーのメンバー、クラス全員で参加する綱引きになったことです。100走では緊張からか3着でゴールしますが、クラスメイトや同じ連合の先輩からも「ドンマイ。リレーで力を出し切ればいいから」と慰めてくれることです。ただ、リレーでは途中でバトンを落としてしまうミスがあり、「何やってんだよ!」と言われて、先輩から殴られてしまうことです。連合の結果は2位と優勝することができずにリレーのミスが響いたことで、「バトンを落とさなければ」とショックを受けることです。体育祭が終わっても「来週から学校に行っても色々言われるのが怖いから」と考えて、学校に行かなくなり不登校になってしまうことです。
体育祭で人生が変わることはなく、その日はクラスメイトや先輩からミスしたことを言われますが、終わればそこまで言ってくることはないでしょう。先輩は受験勉強や就職に向けて忙しくなりますし、リレーはクラスの代表として選ばれたため、クラスメイトの人も仕方ないと受け入れてくれそうです。それでも言ってくる人がいたら、先生に相談することをしてほしいです。また、運動が苦手で体育祭を楽しめない子には、出場する種目を減らして運動以外で自分が貢献できる場面を考えてください。応援が得意な人は、応援合戦で頑張ることによりモチベーションを上げることができる、頭が良い人は、作戦を立てて優勝に導くことができるかもしれません。どうしても体育祭が嫌な場合は、休むことをしてもいいですが、出場する種目によっては迷惑をかけるため注意してほしいです。体育祭を休んだから学校を卒業でき、進学への影響はないため、周りから言われても気にしないことです。体育祭は大人になってからはできない経験のため、運動が得意不得意関係なく、みんなが楽しめることが大切だと考えられます。次回は不登校から学校に復帰したはずなのに...また不登校なる理由はあるのかについて紹介します。