子どもが不登校になった場合、親としてはどのように対応すればいいのかわからなくなることもあると思います。親としてできる対応としては、子どもの気持ちに共感することで、学校に行けなくなったことを否定したりするのではなく、しっかりと話を聞いて気持ちに寄り添うことです。子どもが何も話さなくても、親としては常に子どもの味方であり、守っていく意思を伝えてあげることです。また、様々な情報を入手したり居場所を用意してあげることが大切になります。学校に行かなくても勉強が遅れないように学べる情報システムがあると、罪悪感を抱いている子どもは安心させることができます。また、自分以外の不登校の子どもについて知ることにより、疎外感をなくしたり克服する対応を知ったりすることが可能です。子どもの選択肢を増やすためにも、積極的に情報を入手してあげることが必要になります。
子どもが不登校になったら多くの親は、冷静さを失い、不安になってしまい、マイナス思考が頭に浮かんで、通常の精神状態ではいられなくなります。子どもにも影響してしまい、不安とマイナス思考を刺激して、学校に行くことが難しくなってしまいます。不登校が長期化しないためにも自分自身を冷静に見つめて、子どもを救えるほどの精神的余裕があるかどうかを考えてほしいです。人によって違いますが、スポーツをする、お花を飾ること、アロマキャンドルの香りに包まれて生活するなどで精神的余裕を増やすことにつながることもあると思います。不登校の子どもは甘えている、根性がないという人はいますが、そんな声に惑わされないことが大切になります。親がその意見を受け入れてしまったら子どもは味方をしてくれる人がいないと感じて、親子関係が悪化してしまうことになってしまいます。
不登校の親に対して周囲ができるサポートとして、親を責めないでください。子どもが不登校になった場合、親は普段よりも周囲の反応に敏感になったり神経質になっており、親のせいだと匂わせることもやめてほしいです。話を聞いてあげることも必要で、考えが整理されることになるため、無理に聞き出そうとしない、むやみにアドバイスや助言をしないことです。子どものためにと思っていたことが、空回りになってしまったり、うまく伝わらないこともあります。親にしかできないこともありますが、第三者が対応する方がよいこともあるため、不登校を支援してくれる機関や自治体の教育センターに相談することです。不登校になってからどう対応していいかわからずに長期化してしまうことは少なくありません。学校に行けない期間が長くなることで、行くのが怖くなる、勉強をしていないため進学するのが難しくならないためにも周りの人の力も借りてほしいと思います!次回は高校生が友達を作るには自分を知ることが大切!友達の作り方と注意点とは?について紹介します。