明徳義塾中学の空手部で2020〜2021年に監督が部員に体罰をして骨折してしまい不登校になり転校をしてしまったそうです。内容が午前と午後に分けてうさぎ跳びが50〜250回、バービージャンプ200〜300回、平手打ちを各2回したそうです。昔だったらこれぐらいしないと大会で優勝はできないと思ってきつくても耐えられていましたが今の時代に骨折までされて不登校になるまで練習をさせるのには問題があると思います。この生徒は2020年の10月に他校から特待生として編入してきましたが2022年4月以降は不登校になりました。特待生として入学してきたので何らかしらの実績があったと考えられて監督もこのぐらいの練習ができないと大会では勝てないと思ってうさぎ跳びやバービージャンプをさせたと思います。
私は中学と高校6年間柔道とボクシングで部活をしてきましたが流石にここまできつい練習はなかったです。合宿の時に朝から12キロ走る、体幹トレーニング2分、周回遅れになったら+何周とかはありましたが普段の練習では明徳義塾中学みたいなことはありませんでした。そもそもうさぎ跳びなんて膝に負担がかかりますしそれを何百回もやったら疲労骨折してしまう可能性があることも知っていたと思われます。ただ、部活に来ても話してばかり、先生がいないからとサボる部員に対して怒るのは仕方ないことです。例としては、周りの部員が頑張って練習しているのに話しかけるや邪魔をしてきた場合には「一生懸命練習している部員に迷惑だからやめてほしい」と言ってもいいと考えます。また、練習しないと強くなれないのは理解できますのである程度厳しくする必要もあります。
昔と違って今は部員に対して蹴る、殴るだけで体罰となり処分を受ける先生がいます。体罰は、相手に恐怖を与えることで言うことを聞かせるという暴力なのは間違えないです。顧問の先生が大丈夫だと思っても部員が体罰だと感じてしまい部活に行けなくなるどころか不登校にもなったら今回のように処分されてしまいます。「昔なんか殴るや蹴るが当たり前でもっときつかった」という考えを持っているのは自由ですがそれを部員に対して同じようなことをやってしまってはいけないです。体罰をされて不登校になる児童生徒はいるにも関わらず昔の考えのまま指導している先生がいたら変わってほしいです。今回のようにニュースになるぐらいの体罰だったから知ることはできましたが全国探せば同じような事案があるかもしれないので何かおかしい、暴力を受けたと思ったら親や顧問以外の先生に相談することです。
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