不登校になってからは、学校に登下校しないため外に出ること機会は減り家族以外の人と会うことが怖くなる子もいると思います。「人に会うのが怖い」と言い始めると、引きこもってしまい、友達と会うのも嫌、日中の外出させようとしてもマスクを付ける、人に会いたくないから夜に外出するようになり、昼夜逆転することもあります。人見知りが発展すると、対人恐怖症になっていき、赤面症や吃音症、人前で緊張してしまって、顔が赤くなったり、話が詰まったり痢りしてしまいます。原因は、明確には分かっていませんが、遺伝的要因が関与することがありますが、生育環境などの環境要因の方が大きいと考えられています。
対人恐怖症は、放置していても改善する可能性は低いとされていますので、心の病気を扱う精神神経科や心の問題が関係して体の症状があると考えられる疾患を扱う心療内科で受けることができます。薬物療法で治すこともでき、不安や恐怖を抑える効果がある抗うつ薬、不安や緊張を和らげる抗不安薬、動悸や震えなどの身体症状を抑えるβ遮断薬です。また、治療以外にも日常生活を工夫することにより、症状の軽減につながると思います。規則正しい生活をすることで、人に会いたくないからと夜に外出してしまうと昼夜逆転となりますので、朝に起きて、夜に寝ることを意識してほしいです。適度な運動をすることも必要になり、早足でのウォーキングや水泳などの有酸素運動の効果が期待できて、良質な睡眠にもつながるでしょう。
不登校になった子の中には家族とも顔を合わせたくないと考えていることもあるので、親はそっとしてあげることが大切になります。人と会うのが怖くなくなる方法は、慣れていくことことになるので、人が怖いからといって部屋から出なくなりどんどん人が怖くなって、孤立してしまうことになってしまいます。そうならないためには、家族以外の人と直接コミュニケーションを取ることをすることです。「1人で外出するのは恥ずかしい」、「クラスメイトの人に見られたらどうしよう」と思っている場合、親も一緒に外に出てあげることです。平日の昼間は人通りが少ないためその時間に出るやマスクとサングラスを付けて変装すれば、もし知り合いに見られても気づかれることはないでしょう。人に会うのが怖い人は「自分がどう思われているのか」と気にしていますが、周りの人はすれ違った人全員の顔を見ていることはなく、そこまで気にしてはいません。ただ、学校に行けない期間が長くなってきたら、そっとしてあげても状況は変わらないので、別の学校に転校する、スポーツをさせてみる、旅行してみるなど気分転換になることをすることで、人に会うのが怖くなくなり学校に行けるようになる可能性はあると思います。次回は不登校で暇と言ってきたらどうするべきかについて紹介します。