小1プロブレムとは、入学後の落ち着かない状態がいつまでも解消されず、先生の話を聞かない、指示通りに行動しない、勝手に授業中に教室の中を立ち歩いたり出て行ったりすることです。先生に注意されたら泣いてしまい、学校に行くのが怖くなり不登校になってしまう可能性もあると思います。原因として、家庭のしつけの問題と考えてしまう人もいますが、保育施設と小学校とのギャップの大きさがあるからです。小学校で起こる変化として、遊び中心から勉強中心になる、時間割に沿ったスケジュールになる、集団行動が増える、子ども自身が自分で判断して動く場面が増えることです。保育園までは「次は紙芝居を読みますよ」などと保育園の人が声がけをしていましたが、小学校では自分で時間割を確認する、次の授業に備えて準備をするというような自立していく必要が出てきます。
小1プロブレムが問題視されるようになったのが1990年代で、一度はまとまっていたクラスが学級崩壊する、入学当初からクラスが成り立っていないこともあるそうです。小1プロブレムは小学校だけの問題ではなく、保育施設から少しずつ子どもたちの自立する力を養い就学に向けて慣らしていくことが大切です。保育を充実させていくこと、小学校と家庭が協力して環境を整えることで、子どもたちの不安を軽減して、安心感や自信を持って学校生活を送れるようになります。年長になった子たちには、小学校の準備期間というつもりで計画していくことで、○や□、△を利用する数と形の遊びで表現する力を養える、オリジナルのカルタを作ることで、例えば、「わ」なら「忘れ物をしないように前日に準備しておこう」と学校生活に関係あること内容にすることです。
小学校との連携は、園児と小学生の交流をすることで、小学1年生と年長の子がペアになって学校内の探検に行かせてもらったり、園の運動会に小学生が参加できるプログラムを設けて招待したりすることで、「小学生には優しいお兄さん、お姉さんがいるんだ」と安心して、楽しみになると思います。また、小学校に入学するのが不安なのは子どもだけでなく、親も同じなので、不安を相談されたら、話を聞いてあげてください。保育園の人との日々のコミニュケーションが重要で、連絡帳や口頭で、子どもの様子を伝えておくことにより、小学校の子どもの様子をイメージできそうです。小学校に入学するまでに、食事、睡眠、排泄、清潔、衣服の着脱の生活習慣の基礎を養わせてほしいです。生活習慣が身についていないと、トイレの時間や体育の時に着替える際に周りの子どもから遅れが生じて、授業に集中できなくなることも考えられるからです。小学校に入学してから落ち着い様子のままで、先生や周りの子とうまくコミュニケーションを取れずに学校に行かなくならないためにも保育園の時から小学校の勉強などをしてほしいと思いました!次回は学校に行きたくないときはどうするべきか?不登校になった子どもへの向き合い方について紹介します。