学校に行かなくなる原因は人によって異なり、家庭や学校の環境が違うのに、起きることや行動には似たところがあるのは不思議だと思います。不登校のあるある行動は、生活習慣では、昼夜逆転をしてしまうことで、朝学校に行かなくていいので、日中に眠ってしまい、夜になっても眠くならずにスマホやゲームで楽しんでしまうことです。不登校でも、学校に行けないだけで元気な子はいますが、平日の昼や休日に遊んでいるところを見られると心配から声をかけられたり、同級生に会ってしまい「学校を休んでいたのに元気だった」と言われることもありそうです。「朝出かけようとすると気分が悪くなる」など、急に体調が悪くなることもあります。
学校に行くだけでも、歩いたり自転車に乗ったり、教室を移動するや体育の授業があったりと、なにかと体を動かすものです。不登校で家にいる時間が長くなることによって、体力が落ちていき、体は動かさずに食事は以前と同じ量を取るなら、筋肉は衰え体には脂肪がついていくからです。食べることが好きな子は、無理をしてでも食べようとして、運動をすることはなくそのまま眠ってしまい太ってしまうことです。逆に不安や悩みが深刻で食事が喉を通らない場合は、食欲が落ちて急激に痩せてしまうことです。うまくコミニュケーションが取れなくなり、家に来てくれる友達とうまく話せなくなったり、興味の違いを感じたりすると自信をなくしてしまうからです。家族と友達の優しさが気まずいことで、持ってきてもらったプリントに「ありがとう」という気持ちがあるのに、そっけないお礼で返してしまうことです。
生活習慣を整えるためには、毎日起きる時間と寝る時間をある程度同じにすることと、学校に行くと考えないことです。昼夜逆転が続いてしまうと学校に行けていた時間に戻すのは時間が必要になり、学校に行くと考えるのではなく「今日も朝起きれた」とポジティブに捉えることで体調が悪くなることはないと思われます。体力が落ちないためには、家の中で筋トレをすることで、食事も朝、昼と夕食の3回はしっかり摂り、間食を減らすことです。学校に行けない理由があるとはいえ、授業以外の部活や運動会、修学旅行といったイベントは楽しみたいと思うのもあるあるです。イベントを目標にすると生活にメリハリが生まれて、先生や友達に協力してもらい、一緒に楽しめるように寄り添うことです。不登校の子がどんな態度であれ、なんとかしなくてはいけないという焦りと不安を抱いており、本来の自分を取り戻したいと感じています。周囲の人は不登校のあるあるを見せる子どもに寄り添い、適切なコミニュケーションをとって話しやすい環境を整えることが大切でしょう。不登校になってあるあるに対応して、気持ちを取り戻せるようにサポートしてあげてください!次回は学校に行っていないのに友達と遊びに行くのはマズイのかについて紹介していきます。