私が住んでいる県では冬になると雪が降る、夏でも台風は直撃しませんが、風と雨が強く電車が止まることはあります。天気が悪くて学校に行く手段がない生徒が多いのに学校が休みじゃないことに納得できないこともありそうです。学校を休みにしているのは、学校側でしょと思う人もいますが、基本的に教育委員会がしています。ただ、市町村によって、マニュアルの内容が異なるため、休校にするかしないかの基準は違います。学校が私立だったり緊急事態の時は校長先生が決定するケースもあります。
具体例は、男子高校生は毎日電車で1時間かけて学校に登校していますが、前日から風が強く吹くとわかっていたので、30分以上遅れてしまうことは確定していました。当日になると予想以上に風が強く始発から電車が動いていないのに学校側は「遅れてでもいいので、学校に来ないと欠席にします」とメールで送られてくることです。電車も動いてないのに、バスとタクシーはお金がないと乗れないし、親に頼んでも仕事に行くために車を使っているため休むことにしました。学校に電話したら「1時間かかる生徒でも親に送ったりしてもらって学校に登校しているのに、お前は電車以外の手段がないのは言い訳」と言われることです。学校から言われた言葉に傷つき、天気が悪くて電車が止まっているのに怒られることに納得できないと感じて不登校になってしまうことです。
学校が休みになる警報は、暴風と波浪警報で、激しい風の影響を受けて家屋や建物が倒壊する恐れがある時や、津波が発生する可能性がある時です。特別警報は、これまでに経験したことのない大きな災害が起こる可能性がある時で、噴火や地震などで発令されます。雪が降る地域では、大雪と暴風雪警報も災害が起きる可能性があるので、学校が休みになることもあります。学校が休校にならない警報もあり、大雨・洪水警報は、河川が氾濫したり、土砂崩れが起きる時に発令されます。でも多くの通常授業で行うことになり、心配な人は自宅待機を選んでもいいそうです。警報が出された時間帯も重要で、何時までに解除される見通しなのかを前日に確認しておくことです。例えば、「午後9時の地点で警報が出ていたら、自宅待機か臨時休校で、解除されれば3時間目から通常授業」です。警報が出ていれば命の危険があるので、個人の判断に任せてもいいと思います。多くの先生は車で運転してきているので、天気が悪かろうが電車が遅延していようが関係ないので、生徒にも登校できるだろうと考えていそうです。家から駅やバス停に乗るまでに天気が悪い中歩いて、何かのものにぶつかって怪我することもあると思うので、登校できるだろうという判断はしないでほしいです。次回は不登校のあるある行動には理由がある、その対処法について紹介します。