「子どもの時に将来なりたい職業は?」と聞かれて「パティシエになりたい」「安定した職業に就きたい」などだったと思います。不登校になった子どもでも「誰かの役に立つ仕事に就きたい」「いじめなどに悩んでいる子を助ける仕事に就きたい」など考えているかもしれません。親としては将来の夢を叶えるためには、まずは学校に行って最低限の知識を得てから、その夢を叶えるために資格の取得などと思っていそうです。ただ、学校で習ったことが大人になってどれくらい役に立っているかは親自身がわかっています。教科書に書いてある内容全てが仕事に役に立つことはなく、国語は漢字、数学なら計算、英語は単語、理科と社会は最低限の言葉しか覚えていないと思われます。
将来の夢はあるのに叶えられるか心配な子は多いと思います。特に不登校になってしまったら学校も行ってないのに叶えるのは難しいと思いそうですが、夢が叶わない理由と叶う理由を知っていれば心配しなくなります。夢が叶わない人の特徴として、すぐに諦めてしまうことで、数回失敗するだけで、諦めてしまい、例えばダイエットだと1週間でやめてしまうことです。夢を見ているだけで、「おもちゃ屋さんで働きたいなあ」と願望を持つだけで終わってしまい、行動しないため、夢を叶えることができないわけです。夢に向かって行動していても、進むべき道を間違っていることで、マラソンならゴールの場所を把握して正しい道を把握してないと、ゴールすることができないからです。
夢を叶えるためには、具体的に考えることでが大切です。「野球選手になりたい」と漠然とした夢で終わってしまい、「毎日素振りを100回やる」「野球選手になるためには、甲子園に出る」と具体的な目標を立てることです。また、正しい道を選ぶことで、最初から正しい道を見つけることは、かなりの運が必要なため、多くの人は、間違った道を選択してしまいます。そのため、自分自身で軌道修正することになり、失敗をした時に問題点を修正していくことにより、少しずつ正しい道に近づいていくことができます。現実的に考えることも必要で、夢を持つことは、すごく良いことだとは思いますが、夢を膨らませすぎると、現実が見えなくなってしまうため、自分の能力などに合わせて考えることです。最初から大きな目標を設定すると、かなりの確率で失敗することになりますので、小さな目標に分割して、それを順番に達成できるようにしてほしいと思います。1週間ぐらいで達成できる目標を立てられれば、モチベーションが高い状態を維持することができます。不登校になった子どもでも将来の夢を叶えられるよう目標を立てることが重要だと考えます!次回は高校を中退してしまう理由とは、デメリットが多いについて紹介します。