高2病とは、高校2年生の頃に発症しやすい病気で、気づかないうちに自然治癒していることが多いですが、稀に大人になっても似た症状が続いてしまい、苦しんでいる人もいます。思春期の症状に思われがちですが、思春期が起こす行動よりも、より過激であることが多く、考えなどが偏ってしまい、自分の考え方を強調したがる傾向にあります。しかし、体の異常が見当たるわけではなく、周りから高2病だと認識されることはないので、気が付かずに完治していることが多いです。
特徴として、1点目は流行っている物を否定することで、自分の中では皆と同じようにそのものに対して盛り上がりたいと考えているにも関わらず、皆が好むものを好きになれないことです。2点目がすぐに諦めてしまうことで、「努力するのはかっこ悪い」と思い込んいること、明らかに冷めたような言動も目立ちます。3点目が海外で流行っているものを肯定する行動が目立つため、周りからは変わった人というイメージを持たれてしまうことです。さらに、日本と海外を比較して、日本を下げる傾向があり、「日本ンはこれからダメ」と分かったふりをすることもあります。4点目がタバコやお酒など禁止されているものに興味を持つことで、自分は特別な存在とアピールするためや他の人と違うことにより最高の気持ちになることです。5点目が自分に興味を持たせるために今までの武勇伝などを周りに伝えるという行動を取ります。今まで悪いことをしてきたと言って、周りの生徒とは違い、特別で生きている世界が違うことをアピールしたい気持ちになっています。
具体例は、男子高校2年生はタバコを吸っていることとお酒を飲んでいることを友達に言って自慢することです。クラスメイトが話を聞いていたので、先生に報告されてしまい「本当にタバコとお酒を飲んだことがあるのか?」と聞かれて、「いや...」と言って逃げ出して、学校に行かなくなり、不登校になってしまうことです。高2病の治し方は、他人が興味を示していることを否定するのではなく、他人を認めてあげることで気持ちが楽になる、今流行っていることや物事に興味を持ってみることです。自分が認めるものしか興味がないという態度を取るのではなく、興味がなくても様々なことに興味を持つことが大切だと思います。また、夢を持つことが改善することにつながり、色々なことに興味を持ち、これから何をすべきか、自分には何が足りないのかが見えてきてきます。恋愛をすることも効果があり、自分1人で生きているという考えになってしまいますが、大切な人を守りたい意識が働くからです。他に先生、友達、先輩などから強く否定されることにより「これは恥ずかしいことなんだ」と自覚して、高2病が治ることもあります。次回は置き勉が禁止なのにしてしまい、それが原因でいじめられて学校に行くことが嫌になったについて紹介します。