子どもが不登校になると親としては悩み、学校に行かずに家に引きこもっているのを見て、どうすればいいのかと考えてしまいそうです。子どもというのは親の影響を受けるので、親のメンタル維持が大切になります。メンタルを維持できていないと、不登校で自分が子どもに何をすればいいかわからない→自己肯定感が下がった子どもを見て不安になる→親も自己肯定感が下がる負のスパイラルにはまってしまうことになります。不登校状態のため、勉強にやる気が出ない、1日をぼーっと過ごしており、親としてはどう接したらいいかわかりません。さらに学校側から登校刺激をしてくることで、担任が電話をかけてきたり、友達がメールを送るや家に様子を見にくることもあります。
不登校の子にとって1番大切な居場所は家庭です。学校に行けないのだから別の居場所を探そうとしてしまうことで、逆に子どもの心を傷つけることになるからです。「不登校は家が居心地が良すぎるからだ!」と家庭のせいにする人もいて、学校に行くよりはマシですが、子どもの居場所はが見つからないと考えていることは、子どもの1番の居場所は我が家だと認めていないことになります。家の居心地をよくするために、親のメンタルを良い状態にして、明るく楽しい家にすべきだと思います。逆に子どものことを心配し過ぎて、家庭が暗いと、子どものことを考え過ぎて親がうつ病となり、子どもの世話ができなくなることも考えられます。
不登校になった時は、進学できるのか、勉強はどうすればいいのかなどで不安になってしまいます。子どもは学校に行ってないことにより、「親に迷惑をかけている」と考えて、引きこもりになってしまうこともあります。引きこもりになってしまっては、親と話すことも拒む可能性もあるので、「学校に行かなくても迷惑ではないよ」と言ってあげることです。子どもが不登校になったときには、親のメンタルの維持が大切なことはわかってもらったと思います。不登校の子どもにとって家庭が1番の居場所で、母親が笑顔が必要になると思われます。その時、母親は無理矢理笑顔を作っても意味がないので、自然と笑顔になるように面白かった話などをすることです。ただ、1人1人違うので、これをすれば不登校が解決できるかはわからないです。子どものメンタルの回復も必要ですが、親のメンタルが維持できなくなると、それが子どもに影響してしまうので、誰かに相談することが重要だと考えます。不登校は家庭の問題と思っている親は、考え方を変えて誰かに頼って話した方が早期に解決できると思うことです。学校の先生でなくても、専門家、医師に頼ってメンタル管理を教えてもらうことをしてもいいでしょう。次回は中学と高校の中弛みの原因と対策について紹介していきます。