不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

子どもが死にたいと言ってきたら、親ができること...?

ある日突然子どもが「死にたい」と言ってきたら、親は動揺して「やめなさい!」や「何があったの聞いてあげるから」と自殺しないように説得しそうです。不登校になった子は、家で毎日ゲームと食事をする生活だけしていても、このままだとどこにも進学できなく、親にも迷惑かけるぐらいならと生きている意味を感じなくなり死にたいと言葉にすることです。普通に学校に登校していても、いじめを受けた、物を隠された、友達や先輩から悪口を言われたなどに我慢できなくなり、自殺をほのめかすようなこともあります。

 

死にたいと言われて親が取るべき行動は、無理に何か特別なことを言おうとするのではなく、素直な気持ちである「心配なんだ」ということを伝えてあげることです。子どもの話を聞いてあげることで、「今辛いんだね」という本人の気持だけを受け止めることで、「じゃあこうしたら?」などの解決方法は時期尚早のためやめてください。子どもが言葉に詰まって何も言えなくなって、沈黙を無理に埋める必要はなく、一緒に居てあげるという姿勢だけでいいと思います。しかし、思春期の中学校は親に話したくないと思うこともあり、親と距離を置きたい、迷惑をかけたくないなどです。子どもの話を聞くのは親でなくても、信頼できる先生、親戚、医師、カウンセラーで、同年代の友達でも大丈夫です。親がどんなことをしても自殺行為を100%防ぐことは難しいので、緊急時の計画を立てておくことで、専門機関と相談しながら、精神科、いのちの電話、地域の相談窓口へ連絡しましょうと、考えられる状況に対してどのような対応を取るのかという計画を用意しておくことです。

 

自殺をしてしまう前に様子がおかしいなあと感じたら、専門機関に相談することですが、本人が嫌がることもあります。無理やり連れていこうとすると、自殺をしてしまうことになるので、病院に行くとは言わず、「気分転換に外に出ない?」と少しでも気持ちを楽にさせる言葉をかけてあげることです。精神科がある病院でも、子どもが受診するのを拒否することもあるので、小児科に相談した方がいいと思います。過去がどうだったことは、気になりますが、消すことはできず、死にたいと思った原因はわからない可能性があります。過去のことではなく、「今をどうやって過ごそうか」「今日1日何ができるか」という風に考えを変えてみることです。その転換点があるだけでも、子どもの未来が変わるので、今を一緒に生きていくことが大切になると思います。次回はニートになったのは親のせいと考えるについて