不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

女の子が理由で制限されて、学校に行く気持ちがなくなった...

日本でも、最近は男女差別を解消するために法律(男女雇用機会均等法男女共同参画社会基本法など)が作られたり、生理について支援する学校も増加はしてきており昔と比べると、学校に通いやすくなったと思っていました。しかし、女子高生報告書の2020年度の調査で「女の子だから」という理由で何らかの制限を受けたことがあるのが47%、96%が「女子も大学教育を受けることは重要」と考えており、98%が「女子も経済的な自立が必要」であることを感じていますが、「男子よりも料理ができていた方がいい」が44%と、仕事をしても「家事は女子の役割」という無意識の偏見があることが分かったそうです。

 

学校生活の例は、生物の授業で虫を観察していたら、男子から「女子なのに虫を観察するのはあり得ない」、重いものを運ぼうとしても「力仕事は男でないとできないから」と言われることです。言い返そうとしても「また女子だからって」言われると思って我慢してしまうことです。先生から「女の生徒は大学に進学しないで、地元で結婚して、子どもを産んでくれるだけでいい」「料理はできた方がいい」と大学に進学したいのにさせてくれないことで、自分の意見を聞いてくれないと感じて、学校に行く気持ちがなくなり不登校になることです。他に「リーダーをするのは、女子だとダメ」や「女子は運動しなくても大丈夫」といったこともあります。

 

世界平等ランキングで日本は153ヵ国中120位と下から数えた方が早く、男女の格差が広く解決されてないのが現状です。育児をしている人も圧倒的に男性は少なく、女性がほとんど行っているいるのを政府が変えようとしていますが、まだ道半ばだと思われます。セクハラ、パワハラ、マタハラなどのハラスメントに対しても企業が対策はしていますが、事件になっていないだけで被害を受けている女性は多いと思います。先生と親の考えが変わらないと、それが児童生徒も「女性は家事だけをすればいい」と考えてしまいます。ジェンダーについての講演会に参加する、自分で今は時代が変わって男女差別はなくしていこうと行動していくことが大切だと考えます。私は男性のため女性がどれだけ制限されて、辛い思いをしているかは分かりません。ただ、私が中学校の時(10年前)は学級委員を男女1人ずつ出して、修学旅行の班も男女が同じ数になるようにしていたので、親世代よりは男女差別が薄れていたと思います。学校では、女の子だからと言われて悲しで学校に行く気持ちがなくならないに対策をしていくことです。次回は子どもが死にたいと言ってきたら、親ができることについて紹介します。